住まいのヒント

夏こそ始めたい水耕栽培。SOLSOに楽しみ方を聞きました。

外は連日、うだるような暑さ。そんな時でも室内で涼やかな気分になれるグリーンがあります。それがガラスの器に水を張り、植物の成長を観察できる水耕栽培。サボテンや観葉植物など様々な植物でトライできて器との組み合わせも楽しめるから、インテリアとしてもおすすめです。始める時のポイントや楽しみ方を「SOLSO FARM」マネージャーの諸岡和恵さんに聞きました。


水やりを忘れがちでも失敗しない!水耕栽培

―水耕栽培とはどんなものですか?

その名の通り、「土ではなく水で植物を育てる方法」です。やり方はとても簡単で、ガラスの器に水を張って植物の根っこが水につくように入れるだけ。切り花感覚で手軽に楽しめることもあって、SOLSO FARMのショップでも1年を通して人気ですね。
鉢植えで植物を育てる時は「土が乾いたら水をあげる」が基本ですが、慣れないと水をあげすぎて根腐れさせてしまうことも多いんです。その点水耕栽培は水が減ったらひと目で分かるから、失敗しにくいのが嬉しいところ。「サボテンでさえ枯らしてしまう」という人も安心です。水やりを忘れがちな人、家を留守にすることが多い人にもおすすめですね。

―見た目もとてもかわいいですよね。

はい! 特にいくつか並べて置くととてもきれいです。器がガラスだから、ちょっと実験室っぽい雰囲気になるのもおもしろいですよね。「インテリアとして取り入れたい」と水耕栽培を始める方も多いですよ。

植物と器の組み合わせを考えるのも楽しい水耕栽培
植物と器の組み合わせを考えるのも楽しい。色付きガラスの器も多いのでインテリアに合わせて選ぼう

―鉢植えで育てるのと違うおもしろさはありますか?

土で育てるほど栄養を取れないのであまり大きくは成長しませんが、真っ白い根っこが少しずつ伸びていくのがガラス越しに見えるから「生きているんだな」と生命力を感じるんです。例えば観葉植物のポトスも水耕栽培で育ちますが、根っこがぐるぐる円を描きながら育つ姿がかわいいんですよ。お子さんと一緒に観察しながら育てるのも楽しそうですね。


初心者は水耕栽培用に育てられた植物で始めよう

―どんな植物が合いますか?

球根植物、サボテン、多肉植物、それから観葉植物も根が出やすいものなら適しています。私は毎冬、自宅でヒヤシンスを球根から育てていますよ。土で育った植物を途中で水耕栽培に切り替えることもできますが、SOLSOでおすすめしているのは、あらかじめ「ハイドロボール」など人工土壌を使って水耕栽培用に育てられた植物で始めること。初心者の方でも失敗しにくいですよ。SOLSOのオンラインストアで販売しているサボテンの水耕栽培セットなら、買ってすぐスタートできます。

サボテンは水耕栽培との相性抜群
サボテンは水耕栽培との相性◎。個性豊かなフォルムを根っこまで全身眺めて楽しめるのは水耕栽培ならでは

SOLSOのオンラインストアで販売している、水耕サボテンセット存在感抜群のサボテンを楽しめる、水耕サボテンセットのバルブベース
(左)オンラインストアで販売している「水耕サボテンSET_S」。器は4色から好きな色を選べる。サボテンはアソート。(右)存在感抜群のサボテンを楽しめる「水耕サボテンSET_バルブベース」もオンラインストアで販売中

―とても育てやすそうですが、気をつけるべきポイントがあったら教えてください。

時々水を換えて濁らないように保つこと、根っこが水につく状態をキープすること、ぐらいでしょうか。あまり気を使わなくても手軽に育てられるのが水耕栽培の魅力です。置き場所は、特に夏は直射日光が当たらないようカーテン越しの風通しの良い場所に。冬は窓際を避けた明るい場所がいいですね。植物全体が水についてしまわなければ、手持ちのガラス瓶やグラスを使ってもOKですよ。

ガラス容器のデザインによっても印象が変わって楽しい水耕栽培球根から育てるムスカリ。茎の部分が水につかなければ、手持ちのグラスでも始められる
(左)ガラス容器のデザインによっても印象が変わって楽しい。(右)球根から育てるムスカリ。茎の部分が水につかなければ、手持ちのグラスで始めてもOK

―まずは手持ちのグラスや花器で始めるのも気軽でいいですね

はい。気軽に始められて観察するのも楽しいので、グリーンとの暮らしの入り口にもぴったりだと思いますよ!


 
取材:2020年8月
writing:石井妙子
記事内写真提供:SOLSO FARM、SOLSO HOME
タイトル写真提供:カメラマン:永禮 賢 / Satoshi Nagare 出典元:SOLSO FARM BOOK(小学館)