住まいのヒント

【2020年版】コミュニケーションから考える、キッチンのつくり方

求めるコミュニケーションの形が異なれば、キッチンも千姿万態。キッチンという場の楽しみ方や活かし方にアイデアがあるリノベーション住宅の4事例をご紹介します。


◯CASE1:暮らしの中心地になる
特大テーブル付きの多機能キッチン

【コミュニケーションから考える、キッチンのつくり方】パワフルキッチンで叶えた母と娘の二人暮らし
お宅拝見『パワフルキッチンで叶えた母と娘の二人暮らし』より

料理や食事はもちろん、くつろいだり、勉強したり、仕事をしたり、暮らしの中のあらゆる行為を行うことができる、シンクを備え付けた2.6m×1.5mの大テーブル。モルタルで仕上げてることも、使用シーンを限定しないニュートラルな場所づくりに一役買っています。リビング側は普通の椅子が使える床の高さにしているのもポイント。家族みんなの居場所になる一方、ひとりで過ごす際も効率的な、LDKの機能を集約したキッチンです。

モルタル仕上げで「場」としての存在感をUP。いろんな行為が同時にできる特大テーブルもポイントのひとつ
モルタル仕上げで「場」としての存在感をUP。いろんな行為が同時にできる特大テーブルもポイントのひとつ


◯CASE2:L型オープンキッチンで
「おもてなし」も日常もそつなく楽しむ

L型ステンレスキッチンと回遊動線お宅拝見『L型ステンレスキッチンと回遊動線』より

得意の料理でゲストをおもてなしするのが好きなお施主様。L型のオープンキッチンは右手にコンロ、左手にシンクがあり体の向きを少し変えるだけで作業できる位置関係で、調理も片付けも配膳もスムーズ。複数人での作業もしやすい形です。天板やキッチンパネル、水切り棚は、ハードに使い込めるステンレスをセレクト。キッチンの奥は洗面室につながっており、日常の家事効率や家族とのコミュニケーションにも配慮されています。

シンク上に水切り棚を設置して、実用性と見通しの良さを両立シンク上に水切り棚を設置して、実用性と見通しの良さを両立


◯CASE3:カフェバーのようなカウンターに仲間が集うキッチン

リビタのリノベーションマンション事例「恵比寿ベネヴィア」リノベーションマンション事例『恵比寿ベネヴィ』より

気のおけない友人と親密な時間が過ごせる、カフェバーのようなカウンターをキッチン回りに配置したプラン。肘を置くのにちょうどいい高さにしたアール角のカウンターが人の依り所となり、自然と会話が弾みます。IHヒーター付きのカウンターは、ゲストの目の前で料理が振る舞えるエンターテイメント性も。天板には人造大理石を使い、お店のような雰囲気を高めています。複数の居場所をつくることで、それぞれでの会話を楽しめます。

普段はキッチンの作業台としても活躍

普段はキッチンの作業台としても活躍

ワークスペースとしても使える微妙な奥行き

ワークスペースとしても使える微妙な奥行き


◯CASE4:生活動線の要に配置
家族をつなぐHUB的キッチン

電子レンジや調理器具は下部に収納して目線をすっきり
電子レンジや調理器具は下部に収納して目線をすっきり

約45㎡のマンション。夫婦+子1人を想定してリノベーションした空間は、家の中を移動する際に必ずダイニングキッチンを経由するプラン。IHヒーターを埋め込んだカウンターテーブルは最大限の大きさを確保して、ゆっくり過ごせる場所に。ダイニングからは家全体を見渡すことができ、キッチンを中心としたコミュニケーションが自ずと生まれます。コンパクトな住居と小家族であることを逆手に取った、無駄なく効率的なプランです。

ダイニングキッチンから玄関・リビング・寝室まで一望できる

ダイニングキッチンから玄関・リビング・寝室まで一望できる

玄関からフラットにキッチンまで続く
玄関からフラットにキッチンまで続く