つくるくらし

スパイスからカレーをつくる“牡蠣カレーの渦”

スパイス料理の伝道師 メタ・バラッツさんが教える、
絶品スパイスカレーのレシピコラム。
読んで楽しむだけでなく、自分で作って味わえる、おいしいコラムです。

 
ぷりぷりの牡蠣を食べたい。

一年に何度かそう思うこともあるだろう。
 その何度かに一度はぜひ挑戦して欲しいのが「スパイシー牡蠣カレー」である。

「牡蠣が食べたい」という思考の渦に一度入ってしまうと、なかなか渦から抜け出せない。
カキフライ、牡蠣鍋、生牡蠣を食べた後にはスパイシー牡蠣カレーがもってこいの脱出方法なのではないかと、私は考える。
 


牡蠣の出汁が効いたスパイスカレーは2倍美味しい。

まずはソースを一口飲んで欲しい。ピリッと効いたスパイスの次に牡蠣のうま味がやってくる。
 
じわじわと。
 
そして二口目は牡蠣。
牡蠣にからまるスパイスソース。一噛み目のプリ感。そして鼻を抜けるコリアンダーの香り。
 
ご飯にソースをまぶしながら食べるのが私のおすすめである。


ご飯以外にもラクサや米麺やパスタなどの麺との相性も良い。
材料の「タマリンド」が手に入らない場合は梅干しで代用も可能なのでお試しあれ。
 
牡蠣とレモンは今が旬!
一度味わえば、きっとまた牡蠣カレーが作りたくなるはずです。





スパイシー牡蠣カレー



[材料]  ―完成までおよそ30~40分―
・牡蠣(加熱用)  2パック
・おろしにんにく  小さじ1
・おろし生姜    小さじ1
・玉ねぎ(みじん切り) 1個
・トマト(ざく切り)  1個
・青唐辛子    1本(小口切り)
・タマリンド   10g(なければ梅干し)
・ぬるま湯    400ml
・ホールスパイス
       マスタードシード 小さじ1/2
・パウダースパイス
       ターメリック小さじ1/2
       コリアンダー 小さじ1
       レッドペッパー 小さじ1
・油      大さじ3
・ココナッツミルク   50ml
・レモン汁   大さじ1
・コリアンダーリーフ 1束(ざく切り)
・ほうれん草     1束(ざく切り)
・塩 小さじ1と1/2



[作り方]
1.タマリンドはぬるま湯で戻しておく。
2.温めた鍋に油をマスタードシードを加えパチパチと音がするまで炒め玉ねぎを炒める。
3.玉ねぎが飴色になったら、にんにく、生姜、トマトを加えてよく炒める。
4.トマトの水分が飛んだらパウダースパイス3種と塩、コリアンダーリーフの根と茎の部分を加え、タマリンドを戻したぬるま湯を加える。
5.全体がなじんだらココナッツミルクを加える。
6.一煮立ちさせたら牡蠣を加える。
7.約3〜4分煮込み、ほうれん草を加えて煮込む。
8.仕上げに残りのコリアンダーリーフとレモン汁を加える。

 
ピックアップ スパイス 「マスタードシード」
パチパチと弾けさせることで香ばしい香りをカレーに加えてくれます。
効能としては殺菌効果、防虫効果、食欲増進などがあると言われています。
ピリリと辛いマスタードシードは潰して粉にしても美味しく使えます。



横浜みなとみらいの”街のシェアスペース”「BUKASTUDO」で開催している「つきいちスパイスカレー部!」で作ったときの様子。

 
Photo:BUKATSUDO