住まいのヒント

OURHOME Emiさんの、ママも子どもも毎日ラクになる収納術“ファミリークローゼット”

OURHOME主宰、整理収納アドバイザーEmiです。

連載第5回目となる今回、お届けするテーマは「家族みんなの洋服を一か所に集めた“ファミリークローゼット”」。

家事の中でもひときわ大変なのが、『洗濯と洋服の片付け』ではないでしょうか?

洗濯機で洗い終わったら、ベランダで干し、乾いたら家族ごとのクローゼットに仕舞う。
私自身、この一連の作業をなるべく少ない手間で終わらせたい!と、動線をシンプルにしたり、ちょっとした工夫でラクになる仕組みを考えてきました。

今回は、毎日がラクになる洋服収納の仕組みづくりを、わが家のクローゼットと、リノベーションされたお宅の事例をまじえてご紹介します。


◎片付けやすさを考えた“ファミリークローゼット”


玄関とリビング、どちらからでも出入りできる我が家の“ファミリークロゼット”


自分の洋服に加え、夫や子どもたち、家族みんなの洋服を一か所に集めて収納しているわが家。名付けて“ファミリークローゼット”。洋服が一カ所に集まっていると、家族それぞれの服をしまうために家中を歩き回ることもなく、少ない時間と労力で片付けることができます。

洗濯物が乾いたら、ハンガーに掛けたままクローゼットへ直行。洗濯物を畳むのが得意ではない私は、畳まずそのままハンガー収納にしています。 

かける収納のいいところは、洋服が一目で見渡せるということ。時間がない忙しい朝も、その日着る服を10秒ほどでパッと選ぶことができます。


◎「1ジャンル1ボックス収納」で衣替えもラクにする



ストールや浴衣などの季節ものや冠婚葬祭グッズなど、使用頻度の低いものは引き出しに入れています。

このときのポイントは、1つの引き出しには1つのジャンルのものだけを入れる【1ジャンル1ボックス収納】にすること。
また、収納ケースの引き出しを全て同じものに統一することです。

今の季節なら、冬物のストールの引き出しは手に取りやすい高さに、反対に、夏物は下段に。季節が変われば引き出しを入れ替えるだけで、衣替えも簡単にできます。


◎子ども達が自分で片付けられる仕組み



子ども達の服もスチールラックを使った見える収納にしています。オンシーズンのものは手の届く下段にかけ、オフシーズンのものは上段に。
ズボンは蓋のないボックスに収納することで、さっと取り出しやすいようにしました。

とくに娘はおしゃれにすごく興味があるようで、毎朝の服選びも楽しんでいるようです。
ちなみに、学校で習字の授業があるときは汚れがついても目立たないように、全身黒のコーディネートと決めているそう。子どもが自分で決めたルールに私も「なるほど〜!」と関心してしまいました。

手が届く場所にある。サッと取り出しやすい。それだけで子どもたちにとっては、ラクに自分でできる仕組みになるようです。


◎コートは、帰宅後の動線上に置き場所をつくる



今の時期、コートや手袋をクローゼットに戻せず、玄関やリビングのソファーに置きっ放しに…ということありませんか?疲れて帰ってきて、玄関から離れたクローゼットに戻せないのは当然。それなら、帰ってから必ず通る動線上に置き場所を作ってしまうのがおすすめです。

わが家の場合、子ども達は玄関にカゴを置いて、ジャンパーや手袋をポイポイと放り込むだけの収納に。これなら2〜3歳くらいの小さなお子さんでも簡単にできます。
私は、リビングに行くまでにあるファミリークローゼットのラックに、コートとバッグをひょいっと引っ掛けるだけ。帰宅後の動線上に置き場所があると、体が自然と動くので無理なく片付く仕組みがつくれます。


また、こちらのリノベーションされたお宅(2階建の戸建て)では、1階の真ん中にウォークインクローゼットがあり、その周りに各部屋が配置されているそう。扉がないオープンな収納なので、どこからでもアクセスしやすく、片付けもサッと時短でできそうですね。

毎日の洗濯物の片付けや、服選びをラクにするために私がたどり着いた“ファミリークローゼット”。みなさまの暮らしのヒントにしていただけるとうれしく思います。

次回は、いよいよ最終第6回。「“自分で”決める、子どもの空間と収納」についてお届けします。



本記事は、「みつかる。私たち家族の“ちょうどいい”暮らし」をコンセプトに、暮らしの情報をお届けする OURHOME の整理収納アドバイザー Emiさんが綴る収納のコラムです。
Emiさんは、3LDKのマンションに夫と小学4年の男女の双子と4人暮らし。仕事、家事、子育てと忙しい日々のなか、なるべく手間を省いたラクな収納の仕組みを心がけていらっしゃるそうです。
「家族がごきげんに暮らすための、片付け収納のルール」から、みんながラクしながらも
楽しく暮らせるアイデアが見つかります。