つくるくらし

OURHOME Emiさんの、効率を上げて食事の時間をゆっくり楽しむキッチン

「みつかる。私たち家族の“ちょうどいい”暮らし」をコンセプトに
暮らしの情報をお届けする OURHOME の整理収納アドバイザー Emiさんが綴る収納のコラム。
「家族がごきげんに暮らすための、片付け収納のルール」から、みんながラクしながらも
楽しく暮らせるアイデアが見つかります。


OURHOME主宰、整理収納アドバイザーEmiです。

わが家は、3LDKのマンションに夫と小学4年の男女の双子と4人暮らし。
仕事、家事、子育てと忙しい日々のなか、なるべく手間を省いたラクな収納の仕組みを心がけています。

連載第3回目となる今回のテーマは「効率を上げて食事の時間をゆっくり楽しむキッチン」。

仕事から帰ってきて、ゆっくりキッチンに立てない日も多い私ですが、短い時間で効率よく調理ができるように、必要なものをすぐに取り出せたり、家族も使いやすい収納をつくっています。

そんなわが家のキッチンと、リノベーションされたお宅の事例をまじえて、効率のよい収納の仕組みについてご紹介します。



1軍の調理道具は、吊るす&引っ掛けるの出しっ放し収納で時短
 


わが家では、ザルやキッチンバサミなど、調理のたびに毎回使う道具は、吊り戸棚の下にフックに吊るして出しっ放しの収納にしています。
引き出しの中を探して取り出す手間を省けるのはもちろん、洗った後も自然乾燥で水切りもすっきり。「洗う→拭く→仕舞う」というキッチン作業の流れを【吊るす収納】にすることで時短化することができました。


お宅拝見『こもりベンチと未完成の楽しみ』より

こちらのリノベーションされたお宅では、コンロ横にバーを取り付けて調理器具を吊るされています。お玉など、使いたいときに手を伸ばせばサッと取り出せてとても便利そうですね。
道具の色もシンプルな黒やシルバーで統一することで、見た目もすっきりですね。
     


食器類は子どもも自分で取れる場所に



家族から「おかあさん、●●どこ〜?」と、聞かれることありませんか?
わが家では子どもたちの手が届くキッチンの引き出しに、茶わんやカップなど、頻繁に使う食器を食器棚とは別に、まとめて収納しています。
今は、子どもたちの習い事など、晩ご飯を食べる時間がバラバラになることもあるのですが、自分たちで配膳準備をしてくれるのでずいぶんと助かっています。
毎日使う食器を厳選して一箇所に集めた【ご飯セット】を作るのもおすすめです。


お宅拝見『3兄弟と60㎡台の暮らし』より

アイランドキッチンにリノベーションされたこちらのお宅。わが家と同じように収納はオープン仕様&低い位置に作られているので、お子さまたちもお手伝いがしやすそうですね。

また、食洗機から振り返った場所に食器置き場を作られているそうなのですが、ラクな家事動線で食器を戻すのもスムーズです。



○1ジャンル1ボックス収納で、取り出しやすく戻しやすく



私がもうひとつおすすめしているのが、1つのボックスに1つのジャンルのものを入れる、【1ジャンル1ボックス収納】。例えば、パスタなど麺類、お茶類、おやつ、などざっくりとジャンル分けをして、それぞれ専用のボックスに入れます。そうすることでどこに何が入っているか迷うことなく取り出せて、戻す時もラクです。
また、扉のないスペースに引き出しを置くことで、扉の開け閉めの動作も省けるのも気に入っています。



こんな風に、引き出しやボックスの前面にラベリングをしておくと、家族にもわかりやすい仕組みに。
引き出しが一杯になったら整理するタイミング。賞味期限切れのものは処分したりするなど、定期的に見直しています。


お宅拝見『メゾネットと家族の図書室』より

こちらのお宅のキッチン横にあるパントリーは、わが家と同じく扉がないオープン収納なのでサッと取り出せて便利そうです。
また、高さがある収納スペースでは、上段には使用頻度の低いものを、目線の高さから低い段に普段よく使うものを収納すると、出し入れもラクになります。


毎日使うキッチン。短い時間で効率よく調理ができたり、スムーズな導線で調理がはかどると、よし!と嬉しくなりますよね。暑さが厳しくなる前に、ぜひキッチン収納の仕組みを見直してみてくださいね。

次回、第4回は「仕組みづくりですっきり片付く洗面所」についてお届けします。