つくるくらし

梅雨の時期も心地よく。家族みんなでくつろげるリビング

「みつかる。私たち家族の“ちょうどいい”暮らし」をコンセプトに
暮らしの情報をお届けする OURHOME の整理収納アドバイザー Emiさんが綴る収納のコラム。
「家族がごきげんに暮らすための、片付け収納のルール」から、みんながラクしながらも
楽しく暮らせるアイデアが見つかります。


OURHOME主宰、整理収納アドバイザーEmiです。
仕事、家事、子育てと忙しい日々のなか、なるべく手間を省いたラクな収納の仕組みを心がけています。
 
そんなわが家は、3LDKのマンションに夫と小学4年の男女の双子と4人暮らし。
朝起きたら朝ご飯を食べたり、夕方帰宅したら子どもが宿題をしたり、夜ご飯の後はみんなでボードゲームで遊んだり。子ども部屋はそれぞれあるけれど、自然と家族が集まってくるのは、やっぱりリビングです。
 
当然、家族4人で暮らしているとその分、ものも増えて散らかりやすくなるのですが、なるべくみんながゆっくりくつろげるように、大人も子どもも簡単に片付けやすい収納の仕組みを作ってきました。

第2回目となる今回のテーマは、「家族みんなで心地よく過ごせるリビング」です。
わが家の収納の工夫と、リノベーションされたお宅の事例をまじえてご紹介します。じめっとした梅雨の季節も家族みんなで爽やかに過ごすためのご参考になればうれしく思います。
 

 
○家族が使うものは、片付けやすいオープン収納に



家族みんなが集まるリビングは、雑誌や本、おもちゃなど色々なジャンルのものも集まる場所。そのため、ものが出しっ放しになっていたり、必要なものが見つからなかったりと、困りごとが多くなりがちです。
 
そこで、わが家のリビング収納は、扉のないオープンな棚を使うことで
●「どこ」に「なに」があるのか一目でわかる
●1アクションでラクに取り出せる
ようにしています。
 
また、カメラはカメラ専用、カードゲームならカードゲーム専用のボックスに収納。このように、1つのジャンルのものを1つのボックスに入れる“1ジャンル1ボックス収納”にすることで、迷うことなく戻せるので、大人も子どももラクに片付けられます。
 
できれば収納ボックスの前面にはラベリングを。家族はもちろん、遊びにきてくれた友人など、誰が見てもわかりやすい仕組みとなります。
 
 
 
○家族の興味あることを知ることができる『ファミリーライブラリー』



わが家のリビングの一角には、『ファミリーライブラリー』と名付けた本棚があります。
そこには、子どもの絵本や私たち夫婦の雑誌も一緒に置いているのですが、家族が今どんなことに興味があるのかを自然と知ることができ、ひとつのコミュニケーションの場所にもなっています。
 
表紙が見える絵本ラックタイプは、本を入れるだけで整って見えるので片付けも簡単です。ついつい出しっ放しにしてしまう読みかけの本の仮置き場としても活躍しています。
 
また、ソファーに座った時にほっとくつろげるように、家具はなるべく目線の高さかそれより低いものを選んでいます。そうすることで、圧迫感もなく、部屋が広く感じられますね。



お宅拝見『新旧の融合と住み開き』より

こちらのお宅では、本棚が階段下に置かれています。家族みんなが必ず通る場所なので、自然とお互いの興味のあることを共有できるのがとてもいいですね。

忙しくてゆっくり話せない、そんな時は、雑誌の気になるページに付箋で印をつけて目につくところに置いておくと会話のきっかけにもなります。



お宅拝見『猫との暮らしとストレスフリーの回遊動線』より
 
こちらのお宅は、ニッチを活用した棚を本棚にされています。
スペースの問題で本棚など大きな家具を置けない場合にも、壁を使った収納を作っておくのも一つの良いアイデアだと思います。
 
また、収納アイディアではないですが、ちょっとしたグリーンを置くことで部屋の印象がやわらかくなり、家族がリラックスできるあたたかな空間にされているのが素敵です。
 
このように、ただ収納スペースを確保することだけではなく、コミュニケーションが自然と生まれたり、リラックスできるような空間づくりが大切ですね。
 


○寝る前に、みんなで“5分タイマー片付け“



寝る前や、出かける前など、「時間がないけどスッキリさせておいたほうが、後から気持ちがいいだろうな」というとき、わが家はスマホで5分タイマーをセットして家族みんなで一斉に片付けを始めます。
 
コップをシンクに持っていく、おもちゃをボックスに戻す、ゴミはゴミ箱へ!。
たった5分間ですが、制限があると意外とみんな集中して片付けもはかどるものなんです。
 
長時間がんばるよりも、毎日5分だけなど、無理なく続けられるルールがあると毎日の暮らしがラクになります。
 
もし他の部屋が片付いていなくても、リビングだけはすっきりと。家族みんながくつろげる空間にできるとよいですね。
 
第3回は「効率を上げて食事の時間をゆっくり楽しむキッチン」についてお届けします。