つくるくらし

新生活は玄関収納から。「いってきます!」「ただいま」を気持ちよく言える玄関づくり

「みつかる。私たち家族の“ちょうどいい”暮らし」をコンセプトに
暮らしの情報をお届けする OURHOME の整理収納アドバイザー Emiさんが綴る収納のコラム。
「家族がごきげんに暮らすための、片付け収納のルール」から、みんながラクしながらも
楽しく暮らせるアイデアが見つかります。
 
OURHOME主宰、整理収納アドバイザーのEmiです。
仕事、家事、子育てと忙しい日々のなか、なるべく手間を省いたラクな収納の仕組みを心がけています。
 
これから6回の連載に渡ってお伝えする『家族がごきげんに暮らすための、片づけ収納のルール』。
 
私が整理収納を通してお伝えしていることは、
「どこに何を置くかという『収納』を家族みんなで考えることは、”家族をつくること”につながる」ということ。
 
“これならできそう!”と、
ご家族で一緒に取り組んでいただける暮らしのアイデアを連載のなかでお届けしたいと思います。
 
今回のテーマは、『スッキリ気持ちよい玄関』。

「今日もいちにち仕事がんばろう。」「今日も学校がんばるぞっ。」
そんな風に家族が気持ちよく出かけたり、帰ってきたときにホッとできたりする、
そんな空間にしたいと思っています。

すぐにできる玄関収納の工夫を、わが家と、リノベーションされたお宅の事例をまじえてご紹介します。
 
○靴は家族別で収納しよう


お宅拝見『陽だまりと団らん』より
 
わが家は約80平米3LDKのマンション住まい。9才の男女の双子と夫との4人で暮らしています。
家族の靴は、備え付けの下駄箱を3つのエリアに分けて、「夫・私・子ども」と人別に収納にしています。
 
靴を一箇所に集めて見渡せるようにしておくと、「私の靴どこかな?」と探す手間が省けて出かけるのもスムーズになります。
 
こちら1枚目の写真は、わが家と同じように「パパ・ママ・子ども」と人別に収納されていて、とても使いやすそうですね。とくに、お子さんの手の届く位置に子ども靴を置かれているので、自分でできる仕組みがいいな、と思いました。
 
また扉もないオープンな収納は、パッと一目でどこに何があるのかがわかりやすく、
子どもでも簡単に出し入れができてとっても使いやすそうです。
 
こんなふうに元に戻しやすい仕組みがあると玄関もスッキリとして気持ちがいいですね。


○玄関にあると便利なものをカゴに収納



こちらはわが家の下駄箱収納の一部分。
扉を外して使っている真ん中のエリアが【子どもゾーン】なのですが、
外遊びで使うボールや息子のサッカーグッズなどもカゴにまとめて入れています。
 
学校から戻ったら1分でも早くサッカーをしに外に出たい息子。
使いたいと思ったときにサッと取り出せる仕組みがあると、
やりたいことにすぐに取りかかれて出かけるのもスムーズです。



また、1段目のカゴには、季節の外出グッズを収納。
 
今の春夏シーズンなら、日焼け止め、虫除けスプレー、サングラス、帽子など。
秋冬シーズンなら、マスク、カイロ、手袋などを。
 
宅配で届いた荷物を開梱するハサミや、毎日持ち歩くハンカチやティッシュなどがあってもよいですね。
玄関にあると便利なもの。ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

○玄関はモノをせき止める「関所」


お宅拝見『メゾネットと家族の図書室』より

もう一つおすすめなのが、玄関に小さなゴミ箱を置いておくこと。
これだけで、不要なものを家の中に持ち込まないシステムができあがります。
 
ポストから取り出したチラシや郵便物は、玄関で「必要・不要」の選別を済ませておきます。そうするとリビングに不要なものを持ち込まなくて済むので、のちの時間短縮につながります。
 
こちらの写真のお宅のように、扉付きの下駄箱であれば、その中にゴミ箱をいれておくと見た目もスッキリです。


お宅拝見『親子が暮らしやすい導線と空間』より

また、こちらのお写真のお宅は、玄関からつながる廊下部分も土間になっています。
リノベーションで【廊下を土間にする】というアイデア。ベビーカーや三輪車などを置くスペースとしても有効的ですね。
「狭いからできない」と諦めるのではなく、「どうやったらできるか」と工夫されているのがすばらしいと思いました。
 
玄関は家族が毎日必ずとおる場所。
「いってきます!」と気持ちのいい1日のスタートをきったり、「ただいま〜!」と帰ったときにホッとできる、そんな空間にしたいものですね。
 

第2回は『家族みんなで心地よく過ごせるリビング』についてお届けします。