お宅拝見

コミュニティのつながりとコモンリビング<2/3>



引き算のリノベで、こだわりは
譲れないポイントだけに絞る

 
——リノベーションのプランを考えていく時に、とくにこだわったところを教えてください。
 
奥さま 最初は床をヘリンボーンにしたいとか、壁は漆喰でとか、いろいろこだわりたいところがあったのですが、予算感のバランスと、つくり込みすぎないという方針も大切だったので、徐々に引き算していき、シンプルな雰囲気に落ち着きました。
 


ご主人 リビングの一部の壁だけ漆喰で塗装したり、本棚をつくったり、こだわるポイントを本当にやりたいことだけに絞って、目的を見失わないようにすることには気をつけていました。本棚は、子どもたちに私たち夫婦が読んでいる本や好きな本を、自然な形で伝えたいと思っていて、どうしてもつくりたかったんです。
 
奥さま どちらかというと、私がこだわりを叶えたくて見失いがちなところを、主人が冷静に判断する役割を担ってくれました。意見が分かれることもありましたが、お互いにどうしても譲れない点は妥協することなく、満足できるものになり、予算的にも想定範囲に収めることができ、完成した時には達成感がありました。
 
——仕上げなどのこだわりで、譲れなかったところはどの辺りですか?
 
奥さま 洗面室です。木とタイルを使い、私の好きなテイストで仕上げました。イメージはWebサイトなどから好みの写真を集めて参考に。ボウルや白い水栓は、モデルルームで使われていたものが気に入ったので採用しました。洗面室は独立した小さな空間ですから、好きなテイストでまとめやすい場所だと思います。



——この家で暮らし始めてから、変わったことはありますか?
 
ご主人 テレビを置かずに、大画面のプロジェクターで映像を観るようになりました。スクリーンは、窓のロールスクリーンと一体型のもの。場所も取らず、手軽でとても快適です。
 




奥さま インテリアを楽しんだり、掃除を頻繁にするようになったり、育休中だったこともあり、家と向き合う時間が増えました。以前から植物は好きだったのですが、この家に住み始めてから、枯らすことなく上手く育てられるようになりました。緑のある暮らしも楽しんでいます。

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  • 専有面積: 65.75㎡
  • 間取り: 1LDK
  • 既存建物竣工年: 1989年
  • リノベーション竣工年: 2018年

玄関を入ると左手に寝室、右手にはオープンなフリースペースがある。廊下沿いに水まわり。キッチンとリビングダイニングは、連続したひとつながりの空間だが、キッチンスペースは、胸の高さのL字の壁で軽くゾーニングされている。LDKの小上がりは、畳タイプのダブルベッドを置き、フレキシブルに使用している。

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