お宅拝見

新旧の融合と住み開き<3/3>



広々としたデッキを街に開き、
ご近所さんが集まる拠点にしたい

 
——外壁は既存の杉板張りを踏襲しながら、新規で張り直したのですね。
 
ご主人 外観にもこだわりがあったので、既存のいい雰囲気を引き継ぎつつ新しくできればと思いました。気分も新たに、これから長い年月をかけて、天然の木が経年して味わいを増していくのを楽しみたいです。



 
——植栽やデッキなど、外構もしっかり手を加えられていますね。
 

ご主人 植栽は既存の樹木を活かし、茂っていたところはすっきりさせて整理しました。今後はアオダモなどのシンボルツリーを植えたいと思っています。デッキは予算内でできるだけ広くして、ベンチもつくり付けてもらいました。
 
奥さま このベンチは、家のなかで育てている植物を日光浴させる場所にも最適なんです。昔から植物が好きで、インテリアの一部として少しずつ集めているうちに、かなりの量になってしまったのですが、元気に育てるコツはこまめに外に出すことだと感じています。
 


 
ご主人 デッキは、友人を呼んでバーベキューをしたり、子どもの友達が集まって遊んだりする場所にもなっています。今後はご近所さんを呼んだりして、このデッキを少しずつ街に開いていきたいなと。ご近所の方が集まる拠点のような場所にできればいいなと考えています。
 
奥さま サロン主催のイベントやワークショップなども不定期に開催しています。他のジャンルのクリエイターの方とコラボレーションするなど、新しい試みも始めているんです。何かしようと思った時に、空間があることで場づくりが実現するんだなと感じています。
 
ご主人 外まわりでは、もう一つ新規でつくったものがあります。僕はスラックラインというスポーツが趣味なのですが、家の裏手にスラックライン専用の基礎をつくってもらいましいた。家で子どもたちと一緒に練習しています。
 


 
——たくさんの工夫とアイデアが詰め込まれた、オリジナリティあふれる戸建てリノベーションですね。リノサポでリノベーションを経験してみていかがでしたか?
 
ご主人 戸建てリノベーションはどこにどれだけ予算がかかるか、わからないことが多いので、最初は不安がありましたが、始まってみるとわからないことはすぐに返答してもらえたので安心できました。不動産の契約や融資関係の書類の準備、設計者の紹介など、丁寧なサポートを受けることができ、リノベーションのさまざまな工程がスムーズに進んでいったと感じます。専門的な手続きをお任せできたので、施主として家をどのようにつくっていくか考えることに集中できました。過去に自分たちだけで家や土地を探していた時期もありましたが、どう進めていいか分からず、諦めた経験も。今回は最初からリビタに相談したことで、理想的な家づくりが実現できたと思っています。
 


文:村田保子/撮影:古末拓也
取材・撮影:2018年9月

間取り・プランを見る

  • 専有面積: 76.63㎡㎡
  • 間取り: 2LDK
  • 既存建物竣工年: 1969年
  • リノベーション竣工年: 2017年

1階はワンルーム状のLDKと水まわり。玄関を開けると土間のダイニングキッチンがあり、一段上がった足場板の床のリビングが広がる。リビングの天井は吹き抜けで2階とつながっている。2階は既存の間取りを活かした、寝室と子ども室がある。小さな個室はウォークインクローゼットとして活用。階段ホールの余白にワークスペースも設けている。

PROJECT MEMBER

  • 株式会社リビタ 
    「リノサポ」コンサルタント 鈴木芽久美


    宅地建物取引士/既存住宅アドバイザー/省エネ建築診断士

    2011年に株式会社リビタへ新卒で入社。同社が企画・運営を行うシェア型賃貸住宅「シェアプレイス」の管理運営を経験後、リノサポコンサルタントへ。
    現在は主に戸建てリノベーションを担当しておりますが、マンションのリノベーション経験も豊富です。また、DIYなど「自ら手を入れる暮らし」の提案も、手描きのスケッチやプランを使いながら、お客様へわかりやすい説明をいたします。