お宅拝見

猫との暮らしとストレスフリーの回遊動線<2/3>

  • 所在地: 東京都渋谷区
  • 居住者構成: シングル+猫4匹
  • 専有面積: 117.06㎡
  • 間取り: 2LDK


オン・オフを切り替える
ウォークインクローゼット


——北側は寝室、水まわり、ウォークインクローゼット、納戸、書斎などがありますが、こちらの間取りはどのように考えられたのですか?

Tさん 北側は鹿内さんからの提案で、私の生活動線に合わせ、必要な機能と空間を配置した、理想的な間取りになっています。北側から寝室、ウォークインクローゼット、洗面・風呂・トイレなどの水まわりの順番で並んでいるのですが、すべて東西に抜けられる動線にもなっていて、3本の動線を何通りにも回遊できるんです。玄関を入ると左側に続く西側の通路沿いには納戸と書斎もあります。大量に所有している本や和食器、絵画などのコレクションを収納するためにつくってもらいました。洋服なども多く、大量のものを機能的に収納できて、使いやすくすることがいちばんの希望でした。



——生活動線に合っている理想的な間取りということですが、どんな風に暮らしているか教えてください。

Tさん 毎朝、寝室で目覚め、洗面室で顔を洗ってメイクをしますが、寝室と洗面室、メイクコーナーが東側の通路でつながっていて、行き来がスムーズです。ウォークインクローゼットは、手持ちのワードローブに合わせ、下着、トップス、ボトムス、ジャケット・アウター、バッグの順番に収納できるように、棚をアレンジしてもらいました。着替えはウォークインクローゼットの中を、東から西へ進んでいけば完了。最後は建具のミラーでチェックして、玄関で靴を選んで出かけます。帰宅後はその逆。ウォークインクローゼットは、オン・オフを切り替える場所ですね。毎日仕事に追われ多忙なため、身支度などにストレスを感じない動線は、本当に助かっています。





——Tさんはこの家で4匹の猫と暮らしているんですよね。猫が自由に走り回れる余裕もたっぷりありますね。
 
Tさん 10年以上一緒に暮らしてきた2匹の猫に加え、新たに2匹の保護猫を迎えることになり、広い家を探していて、この物件に巡り合いました。行き止まりがない回遊型の間取りは、猫たちにとっても快適だと思いますね。猫のトイレは洗面台の下に収納できるようになっていて、お手入れの時以外は扉で隠せるようになっています。猫たちは側面に設けた入り口から、自由に出入りできるんです。臭いももれないし、猫たちは隠れた扉の中で落ち着いてトイレができる環境。これは後から知ったことですが、鹿内さんも猫を飼われていて、猫との生活をよく理解されていて、このような細かな配慮を提案してくれました。

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  • 専有面積: 117.06㎡
  • 間取り: 2LDK
  • 既存建物竣工年: 1984年
  • リノベーション竣工年: 2017年

玄関から左右に分かれた振り分けタイプ。南側に50㎡前後のオープンなLDKがある。北側は寝室、ウォークインクローゼット、洗面室が平行に並ぶ。すべて動線を兼ねており、生活の動きに合わせて何通りにも回遊できる。玄関から続く通路に沿って納戸と書斎もある。真ん中にあるウォークインクローゼットには、廊下側と寝室側の2カ所に窓を設け、居室のような雰囲気に。猫たちもお気に入りの場所で、Tさんにとっても、たびたび猫とくつろぐ居場所になっている。
 

PROJECT MEMBER

  • 株式会社リビタ 
    「リノサポ」コンサルタント 山田笑子


    一級建築士/二級建築士 建築設計事務所を経て、2015年よりリノサポコンサルタントへ。 設計事務所での経験を活かした、“お客様の要望+アルファ”のプラン提案が得意です。ライフワークは「ねこ」。ねこと暮らす家の実績もございます。また、保護ねこ団体さんでのボランティアも行っています。