お宅拝見

アイキャッチの壁とサロン的LDK<2/3>



既存で活かせるものは活かす。
メリハリを効かせたプランニング



―今回リノベーションをした「広尾ガーデンヒルズ」の一室は、Aさんご家族が長年住まわれていた部屋だそうですね。
 
ご主人 25年前に築7年ほどで購入した物件です。20畳以上の広いリビングダイニングと個室が3つある3LDKの間取りが、夫婦と子ども2人の私たち家族にぴったりでした。とても気に入って暮らしていたのですが、キッチンをはじめとした水まわりなどは古くなってきていたので、リノベーションしたいと思ったのです。


 
―他の物件に住み替えるという選択肢は検討されなかったのですか?
 
ご主人 他に住み替えようとは全く思いませんでしたね。都心に位置し、これだけ広い敷地で、緑に恵まれた住環境は、25年前も今もどこを探してもないと思っています。年月を重ねて大きく育った植栽も、丁寧に手入れされ、ますます魅力が深まっているように感じます。共有部にしっかりと予算をかけ、維持・管理されている点も気に入っているポイント。リノベーションして、今後も住み続けていく価値のあるマンションだと考えました。
 
LDK以外の寝室と子ども部屋は、既存の間取りを活かしていますね。
 

ご主人 数年前に長男が独立したので、2つに分かれていた子ども部屋の壁を取り払い、長女のための部屋にしました。寝室は仕上げを新しくした程度です。建具なども使えるものは活かしました。どこを残していくかという話し合いを進める中で、サッシや蝶番など既存の細かいディテールに、とても良いものが使われていることがわかり、それらを残せたことも嬉しかったです。
 

 


ご主人 また、リノベーションの方向性として、一つひとつの素材や工程について予算の掛け方を吟味し、納得のできるところに予算をかけたいと思っていました。リビタのコンサルタント、設計者、施工者など、つくる人の顔が見えて、意向を直接伝えることができ、皆さんがその思いに真摯に応えてくれたから、LDKを中心に掛けるべきところに予算を掛けるメリハリのあるリノベーションができたと感じています。とても透明性のあるプロセスだったと思いますね。
 
 

 




 

間取り・プランを見る

  • 専有面積: 121.54㎡
  • 間取り: 2LDK
  • 既存建物竣工年: 1985年
  • リノベーション竣工年: 2017年

玄関を入るとすぐに約33畳のLDKがある。全体で121㎡の面積があり、LDKはそのうちの半分ほどを占める。通路に沿って、水まわり、主寝室、長女の部屋があり、それぞれの個室にウォークインクローゼットを備える。キッチンの背面にあるパントリーはキッチンと通路をつなぐ動線にもなっている。

PROJECT MEMBER

  • 株式会社リビタ 
    「リノサポ」コンサルタント 与那覇侑哉


    宅地建物取引士/インテリアコーディネーター/カラーコーディネーター 建材メーカーに入社後、商品の開発に携わる。その後、リノベーションの設計・施工管理会社を経て、2013年よりリノサポコンサルタントへ。 「理想の暮らし」や「将来の自分に合う暮らし」をお客様一人ひとりと向き合いながらヒアリング。要望を聞くだけでなく、お客様に最適な暮らしをご提案いたします。自身のリノベーション経験も交えながら、お客様が楽しく納得して進めていけるコンサルティングを心掛けています。