お宅拝見

アイキャッチの壁とサロン的LDK<1/3>

豊かに育った樹木が連なる森のような広大な敷地に、15棟の建物がゆったりと並ぶ「広尾ガーデンヒルズ」は、広尾駅近くの立地にあります。都心とは思えない自然豊かな環境は「どこを探しても他にない」と話すAさんご夫妻。25年間住み続けた家を、リビタのリノサポでリノベーションすることにしました。パートナー選びから、予算調整、設計者とのやり取りなど、さまざまな家づくりのプロセスについてお聞きしました。



扉を閉めればLDKが独立。
サロンのような洗練された空間



―全体で121㎡。とてもゆったりとしています。そのうち半分程度がLDKですが、広いだけではなく、すっきりと整えられ、サロンのような雰囲気ですね。
 
奥さま リビングと一体となった開放的なキッチンにしたいけれど、家電や食器など、生活感のあるものは見せたくないと希望しました。完成したキッチンは、背面にある棚にすべての家電を収納できるようになっています。冷蔵庫や予備の食材などを収納できるパントリーもつくってもらいました。さらに、個室へ向かう廊下も含めて、一枚の壁のように扉でフラットに隠せるようになっているのです。扉を閉めればLDKだけが完全に独立するので、お客さまが来た時などもすっきりとした空間でお迎えできます。廊下への扉、パントリーと収納の扉は素材も同じもので統一しているため、壁としてアイキャッチとなりLDKをより広く見せ、サロンのような洗練された空間に仕上がっているのだと思います。
 



 
―パントリーは廊下へ抜ける動線にもなっているのですね。

 
奥さま パントリーは納戸として使っていた空間です。どのように有効活用するか考えた時に、収納は減らしたくなかったため、そのままパントリーにして、廊下へ抜ける動線を兼ねることにしたのです。LDKから個室や水まわりへ向かう2つの動線が確保でき、回遊性も生まれるという機能的な間取りになっています。
 



―キッチンのマーブルの天板や壁のタイルなど、シンプルな空間の中に光る素材使いも、スタイリッシュな雰囲気を強調していると感じます。
 
奥さま キッチンは、今回の家づくりで最もこだわった場所です。マーブルの天板はクォーツストーンで、ぜひ使いたい素材でした。壁に使ったグレーの磁器質タイルは、玄関を入った時に正面に見える位置なので、高級感のあるものを選びました。カウンターの壁はうずくり加工の木で仕上げています。キッチンは開放的にしたいのですが、手元やシンクは隠したいから、圧迫感が出ない程度の高さで壁を立ち上げ、見た目も使い勝手も兼ね備えた理想的なキッチンになりました。それでも、玄関を入ってすぐにキッチンが見えるのは、少し抵抗がありましたね。結果的に、見える場所だからよりきれいにしたいと思うようになり、整頓しておくことが習慣化してよかったです。また、カウンターに大きめの花を飾ることで、アクセントにもなるし、キッチンの内側への目線を和らげる効果があることを発見。今ではお客さまがくる時は、必ず大振りの生花を飾ってお迎えするようにしています。










 

間取り・プランを見る

  • 専有面積: 121.54㎡
  • 間取り: 2LDK
  • 既存建物竣工年: 1985年
  • リノベーション竣工年: 2017年

玄関を入るとすぐに約33畳のLDKがある。全体で121㎡の面積があり、LDKはそのうちの半分ほどを占める。通路に沿って、水まわり、主寝室、長女の部屋があり、それぞれの個室にウォークインクローゼットを備える。キッチンの背面にあるパントリーはキッチンと通路をつなぐ動線にもなっている。

PROJECT MEMBER

  • 株式会社リビタ 
    「リノサポ」コンサルタント 与那覇侑哉


    宅地建物取引士/インテリアコーディネーター/カラーコーディネーター 建材メーカーに入社後、商品の開発に携わる。その後、リノベーションの設計・施工管理会社を経て、2013年よりリノサポコンサルタントへ。 「理想の暮らし」や「将来の自分に合う暮らし」をお客様一人ひとりと向き合いながらヒアリング。要望を聞くだけでなく、お客様に最適な暮らしをご提案いたします。自身のリノベーション経験も交えながら、お客様が楽しく納得して進めていけるコンサルティングを心掛けています。