お宅拝見

陽だまりと団らん<2/3>



子どもたちを気軽に迎え入れられる
自由でオープンな雰囲気


——今日(取材当日)も娘さんの友達が遊びに来ていますが、人を招くことも多いのですか?

 
奥さま:娘の友達は毎日のように遊びに来ています。この家は築30年の既存の梁や柱を活かしていますし、新しい仕上げもそれに合わせたラフな雰囲気ですから、大勢の子どもたちを気軽に迎え入れられると感じています。汚れてもキズがついても気になりませんし、整理整頓がそれほどできていなくても違和感がないんです(笑)。ピカピカすぎる空間だと子どもたちも遠慮してしまうのではないでしょうか。この家の場合は、住み始めた時から誰でもウエルカムな雰囲気でお迎えできると感じました。
 
——娘さんもお友達もとてもリラックスして過ごしていますよね。ご主人や奥さまもご友人を家に招くことはありますか?
 
奥さま:ママ友や昔からの友人もよく遊びにきます。子どもたちは声の届くリビングで遊んでいてくれるので、ダイニングでママたちがゆっくりお茶を飲んでお話することができます。
 
ご主人:私は料理が好きなので、友達を招いて手料理を振る舞うことが多いです。バルコニーでバーベキューをすることもあります。今年のクリスマスには10家族が集まってポットラックパーティをやる予定です。
 
この家に住み始めてから、家で過ごす時間を大切にするようになりました。外へ行くよりも、家にいることが多くなり、人を呼びたいと思う機会も格段に増えました。最近では、仕事でお付き合いのあるクライアントや同業の仲間を招くこともあります。テーブルを囲んで手料理を食べながらリラックスした雰囲気で仕事の打ち合せをすると、距離感が近くなり信頼関係が深まるように感じます。



——既存の古い柱や梁、ラフな仕上げなどが、オープンに人を迎え入れる雰囲気につながっているというお話でしたが、経年変化したテイストなどはお好きだったのですか?
 
ご主人:私は新築より古い家のほうが好きですね。海が好きでサーフィンが趣味なのですが、開放感があって外とつながっている感じの空間が好み。昔の日本家屋などはいいなと思います。でも、つくり込んだナチュラルすぎる空間やネイチャーすぎる空間は好みではなく、自然に経年していて、オープンな感じがいいんです。この家の飾らない雰囲気は、そのあたりのバランスがいいなと思います。
露出した梁にサーフボードを収納できるのも便利です。サーフボードやアウトドアの道具などを、持ち込んでも気にならない。むしろ馴染んでしまうのも、この家がもつラフなテイストならではのメリットですね。



 

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  • 専有面積: 128.67㎡
  • 間取り: 3LDK
  • 既存建物竣工年: 1988年
  • リノベーション竣工年:

1階はウォークインクローゼットを中心にフリースペースが連なる回遊型の間取り。それに加えて約6帖の個室が2つある。Sさんご家族はフリースペースを寝室として使っている。ウッドデッキに面したバスルームには大きな窓もある。2階も同じく回遊型の間取り。トイレと収納を中心に、ダイニング、リビング、子どもスペースなどが連なる。ダイニングの奥にはキッチンがある。