お宅拝見

ゲストルームと海外風の暮らし<3/3>



今の自分たちが気に入ったもので、
今後の20年間の暮らしを紡ぐ


——Aさんご家族は、新築で購入した分譲マンションに長年住んでいらっしゃいました。今回、中古マンションを購入してリノベーションをされましたが、中古という点については不安や抵抗などはなかったのでしょうか?
 
ご主人:中古であることや築年数については、抵抗や不安はありませんでした。新耐震基準を満たしていれば、築30年オーバーでもよかったんです。実際に見学した中で築30年の物件を気に入って、かなり真剣に検討しました。ただ、物件を見ていくうちに、配管の都合でリノベーションをしても、段差が解消できないケースがあることも分かりました。そういった物件は候補から外すようにしていましたね。
 
奥さま:条件に合っていても、外観やエントランス、共用部の雰囲気が好みでないものは、気持ちが動きませんでした。暗い雰囲気だったり、ゴージャスすぎるものは避けていたように思います。
 
ご主人:実はこの物件は、2回見学しているんです。最初はすごく初期の頃に、同じ日に140㎡の物件を見学していたので面積が少し狭く感じて候補から外していました。20軒近く見学した後に、ご近所だしもう一度見るだけ見てみるかとリビタのコンサルタントの斉藤さんと再度この物件を見学にきました。実はあまり期待してなかったのですが、2回目の見学前に斉藤さんが先に下見をしていて、興奮気味にこれまで見た中でもナンバーワンですよとおっしゃるのです。

その頃までにはこちらも物件を見る目もすっかり鍛えられ、自分たちの希望や要望が整理されていました。確かに自分たちの求めるものを満たすとてもいい物件だということが分かり、とんとん拍子で決めることができました。最初の見学が冬だったのに対し、二度目は初夏で豊かな緑が実感できたことも大きな印象の違いをうみました。斉藤さんが一緒だったので、専門的かつ客観的な立場から、具体的にリノベーションをイメージしながら、気をつけるべきポイントをアドバイスしていただけて、自分たちだけで見学するよりもはるかに有意義でした。
 
奥さま:引っ越しは20mほどの距離でした。長年住んできたこのエリアが気に入っていたので、環境を変えずに理想的な空間に住み替えられることもメリットでした。駅までずっと低層の住宅街が続き、緑も多くとても静かで腰を落ち着けて暮らせる環境なんです。
 
ご主人:以前の家には20年間住み、そこで2回ほど小さなリフォームも経験し、とても気に入っていました。今回の住み替えをしたのは今後の20~30年先までを見据え、現在の自分たちが気に入った空間をもう一度つくって、そこでこれからの時間を過ごしていきたいという将来への希望も込めています。リビタのサービスを通し、物件、設計者など全ての要素が集まって、それを叶える満足度の高い家づくりができたと感じています。
 


文:村田保子/撮影:古末拓也
取材・撮影:2017年7月

間取り・プランを見る

  • 専有面積: 95.58㎡
  • 間取り: 3LDK
  • 既存建物竣工年: 2001年
  • リノベーション竣工年: 2017年

存在感のある民芸家具が出迎えるホテルのような玄関。そこを入ると正面に子ども部屋、左に寝室、右に廊下が続く。廊下には子ども部屋から続くゲストルームの入口、洗面室・浴室、トイレなどが並ぶ。その先には23畳強のLDKが広がる。キッチンから洗面室へと続く動線、子ども部屋からゲストルームへとつながる動線もある。この2つの回遊動線が、家に広がりと開放感をもたらしている。

PROJECT MEMBER

  • 株式会社リビタ 
    「リノサポ」コンサルタント 斎藤大輔


    一級建築士/アスベスト取扱作業従事者

    商空間設計施工会社に入社し、昼夜問わずデザイン設計業務に従事。その後、住宅リフォーム会社にて営業を経験ののち、2015年よりリノサポコンサルタントへ。
    建築士目線での物件選定をはじめ、お客様に合わせた空間・インテリア提案を行い、質の高いリノベーションを提案します。都心で希少な100㎡を超える邸宅マンションを紹介するサービス「R100 TOKYO」も担当しております。
  • 設計

    atelier etsuko 山田悦子