お宅拝見

専用庭と絵画教室<3/3>



マンション内のコモンスペースが
長年の夢を叶える場になる


——「コモンリビング」「コモンキッチン」「ライブラリー」などの共用施設も充実していますよね。

ご主人:それも購入する決め手の一つでした。前の家でも管理組合の集まりに出席する機会があり、つながりの大切さを実感することが多かったから。共用施設の充実ぶりから、コミュニティやご近所のつながりを積極的につくっていける環境が整えられているマンションだなと感じました。


(左上)コモンキッチン (右上)コモンライブラリー
(左下)コモンリビング (右下)テラス

奥さま:「コモンリビング」は住人なら普段も自由に使えるから、子どもを遊ばせる場所としても活用しています。ここで違う幼稚園や小学校の子どもたちとも知り合い、幅広いお友達ができました。

同じマンション内のママ友たちと「ちょっとお茶しようか?」となったときに、普通だったら「誰の家で……?」となりがちですが、「コモンリビング」があるから、お互いに気をつかうことなく集まれます。「コモンキッチン」にはキッチンもあるから、時には食べ物を持ち寄ってパーティをすることも。先日もワッフルメーカーを持ち込んで、皆でつくって楽しみました。

ご主人:友達が遊びにくることも多いのですが、「コモンキッチン」を使えば賑やかに料理をつくったりして楽しめますし、大人数でも全く大丈夫なので、気軽に友達を呼ぶことができますね。予約すれば貸し切りで利用することもできるんです。

奥さま:私はライブラリーで仕事をすることもあります。普段は仕事部屋でやっていますが、気分を変えたいときや、集中してやりたいときに使っていて、助かっています。これらのコモンスペースを利用し、定期的に「マルシェ」というイベントも開催されています。地元の産直野菜、ハンドメイドアクセサリー、フリーマーケットなど、住人や近所の方がブースを出店し、近隣から多くの人が集まります。



2017年5月に行われた「マルシェ」。屋台やお子さんも参加できるワークショップで楽しむみなさん。住民参加のイベントが定期的に開催されている。


私は以前から子どものための絵画教室をやることが夢だったのですが、将来的にはコモンスペースを借りて教室を開きたいと思っています。先日の「マルシェ」で試験的にワークショップをさせていただいたのですが、参加者の皆さんも喜んでくれて、コミュニティが広がるからぜひ定期的にやって欲しいという声もいただきました。住み始めるまで、コモンスペースで教室ができるなんて考えてもいなかったので、それが可能だと分かった時は嬉しかったです。

住み始めてから、具体的にイメージできていなかったメリットが、どんどん形になってきています。この家で暮らし始めたことで、自分のやりたいことが進展しているのを感じています。



文:村田保子/撮影:古末拓也
取材・撮影:2017年6月

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  • 専有面積: 74.10㎡
  • 間取り: 3LDK
  • 既存建物竣工年: 1992年
  • リノベーション竣工年: 2016年

玄関を入ると廊下があり、手前左右に個室が配置されている。その先は、右手に水まわり、左手にキッチン。つきあたりのドアを開けると約11畳のリビングダイニング。その隣には引戸で仕切ることができる約6.5畳の個室がある。Nさんご家族は普段は引戸を開け放し、広々とした空間を楽しんでいる。リビングダイニングから出入りできる専用庭は42.97㎡。