お宅拝見

機能美と無機質<3/3>



意見をぶつけ合った家づくりで、
これからの暮らし方を共有


——引っ越してきてから転職もされたとのことで、変化したことがたくさんあるのではないでしょうか?
 
ご主人:衣食住の住の部分が、自分たちの理想通りにちゃんと整ったことで、それに合うものに生活も変えていったという感じです。転職前は二人ともすごく忙しかったのですが、今は余裕のある働き方を少しずつ意識するようになりました。家づくりを通して、ものを整頓したり処分したりすることで、ものに対する価値観も変わり、場所を固定して置くものは少なくして、いつでも模様替えができるような家にしておきたいと考えるようになりました。テレビも処分し、短焦点のプロジェクターで壁に投影するスタイルに変えました。すごくコンパクトなので、スッキリした状態をキープできています。



奥さま:家づくりでは物件探しの段階から、仕事で用いるような決定分析などを活用し、自分たちにとって何が大切なのかを点数をつけて整理して決めていきました。毎週ミーティングを繰り返し、意見をぶつけ合った場面も多かったのですが、その分いいものができたと思います。夫婦でこれからの暮らし方への考えを話し合って理解していくことは大変な分とても面白かったです。
 
——最後に、リビタのサービスを利用してみて感じたことを教えてください。
 
ご主人:今回は物件探しから設計、施工まで、ワンストップでリビタにお願いしました。物件を選ぶ段階から、コンサルタントの大嶋さんの意見を参考に、検討できたことがとても良かった。建物の修繕履歴や外壁の状態、構造のことなど、私たちと異なる視点で物件を評価してくれたので、より納得感をもって物件を決めることができました。
 
奥さま:大嶋さんも同じ時期に中古マンションを購入してリノベーションをしたとお聞きして親近感と信頼感がもてました。設計者さんとは、一緒に街を歩いてお店などを巡りながら、好きな空間の雰囲気やテイストを共有したりもしました。物件選びから設計、施工の各プロセスで、大嶋さんや設計者さんと一緒に話し合いながら家づくりを進めた半年間は、とても楽しい時間でした。

文:村田保子/撮影:古末拓也
取材・撮影:2017年4月

間取り・プランを見る

  • 専有面積: 55.35㎡
  • 間取り: 2LDK
  • 既存建物竣工年: 1980年
  • リノベーション竣工年: 2016年

玄関を入ると土間、LDKが一体となって広がる。玄関の左に水まわり。LDKの奥には寝室があり、完全な個室だが、壁の上部がガラスになっており、土間に面して大きめの窓も設けられているため、空間に連続性があり、抜けと開放感がキープされている。部分的に壁を設けて仕切ったウォークインクローゼットは、LDKと寝室の両方からアクセス可能。キッチンの奥にはコンパクトなワークスペースがある。

PROJECT MEMBER

  • 株式会社リビタ 
    「リノサポ」コンサルタント ​大嶋亮


    宅地建物取引士/既存住宅アドバイザー

    兵庫県生まれ。商空間の設計施工会社で営業、現場管理、設計などを経験。その後、建築設計事務所へ転職し住宅・店舗設計を担当。2008年に株式会社リビタへ入社。
    リノベーションの得意な不動産コンサルタントとして、建築的な知識・目線、不動産知識・経験則を活かした売却戦略や賃貸など中長期的な目線で、一人ひとりに最適な暮らし方や住まい方を提案いたします。