お宅拝見

開放感と運河のパノラマ<3/3>



今の自分たちの好みを入れすぎず、
10年後も好きでいられる空間に


——仕上げについては、どのように決めていったのですか?
 
奥さま:私たちが好きなインテリアの写真などをお見せして、テイストを共有させてもらいました。全体的には海外のホテルのようなイメージのキレイめの空間が希望でした。色は白をベースに、ペールトーンでまとめたいと思っていました。10年後も違和感なく好きでいられる空間にしたかったので、あまり現時点での自分たちの好みを入れすぎないようにしました。歳を経るごとに、好みや流行も変わるでしょうから。

ご主人:最初にLDKの壁の色を淡いブルーグレーに決めて、それに合わせてホワイトウォッシュ加工の無垢のフローリングを選択。白いドアと黒いスチールのノブ、モールディングの幅木などのディテールを決めていきました。床はキッチンとリビングの間に段差ができるので、その切り替えの目印としてリビングだけ斜めに張っています。



奥さま:リビングの壁の一面は、本当はタイル張りにしたかったのですが、それは諦めてタイルっぽい柄の壁紙をセレクトしました。アクセントになっていて気に入っています。寝室の壁は濃いグレー、床はカーペット敷きで、落ち着きのある空間になっています。子ども室の壁は一部に淡いピンクの壁紙を張って、遊びの要素を加えました。



——完成した空間で過ごしてみて感じていることを教えてください。

ご主人:これだけ開放感があって外の景色を楽しめる空間なのですが、外からの目線は全くと言っていいほど気になりません。静かだしプライベート感があって落ち着きますね。朝もリビング側から朝日が登るので、とても気持ちよく感じます。起床してカーテンを開けた後、テレビではなくて景色をしばらく眺めていたいくらいキレイです。
 
奥さま:目に入るものは全て好きなデザインや色味のものを選んでいるから、やはり居心地は格別ですね。以前はおしゃなカフェなどに行きたくなりましたが、今は行かなくても家でくつろいでいる時間が一番だと思うようになりました。
 
——リビタのリノサポを利用し、リノベーションをしてみていかがでしたか?
 
奥さま:迷った時にすぐにコンサルタントの斉藤さんに相談できることがとても心強かったです。自分たちだけだったら、どうしたらいいか分からないことだらけだったと思います。
 
ご主人:設計者さんとの間にリビタの斉藤さんが入ってくれたことで、率直な意見が出し合えたように思います。私たちも遠慮せずにリクエストを伝えることができたし、出来ないことは出来ないというフィードバックも迅速でした。やり取りや決定がスムーズで、ストレスなくリノベーションを進めることができたと思います。

文:村田保子/撮影:古末拓也
取材・撮影:2017年3月

間取り・プランを見る

  • 専有面積: 120.37㎡
  • 間取り: 2LDK
  • 既存建物竣工年: 1992年
  • リノベーション竣工年: 2016年

玄関を入るとすぐに右方向にLDKが広がる。玄関の土間とLDKを仕切るのは、プライバシーを守り、光や風を通すルーバー。左方向には通路があり、洗面・浴室、トイレ、子ども室、ウォークインクローゼット、寝室などが並ぶ。寝室の一角には書斎も設けられている。個室の扉は全て引戸で、開けておけば一体感のある空間を楽しむこともできる。

PROJECT MEMBER

  • 株式会社リビタ 
    「リノサポ」コンサルタント ​斎藤大輔


    一級建築士/アスベスト取扱作業従事者

    商空間設計施工会社に入社し、昼夜問わずデザイン設計業務に従事。その後、住宅リフォーム会社にて営業を経験ののち、2015年よりリノサポコンサルタントへ。
    建築士目線での物件選定をはじめ、お客様に合わせた空間・インテリア提案を行い、質の高いリノベーションを提案します。都心で希少な100㎡を超える邸宅マンションを紹介するサービス「R100 TOKYO」も担当しております。
  • 設計

    atelier etsuko 山田悦子