お宅拝見

緑と光と多彩な居場所<3/3>



差し色のグレーが空間を引き締め、
コントラストをやわらかく調和


——壁も天井も白ですが、グレーがアクセントカラーになっていますね。LDKの一角にある本棚をつくり付けた壁はペールグリーンです。色はどのように決めていったのですか?
 
奥さま:私たちはとにかく明るくしたかったので、白をベースにしてほしいとお願いしたのですが、設計者の猪熊さんが、差し色としてグレーを提案してくれました。扉も淡いグレーです。少しグレーを使うことで、空間が引き締まって趣が出たと感じています。手元を隠すために立ち上げたキッチンの壁もグレーですが、黒いタイルの床と白い空間を上手く調和してくれています。全部白だと、黒とのコントラストがつきすぎて浮いてしまっていたかも。空間全体が自然にすっと馴染んでいるように思います。本棚のペールグリーンもご提案いただいた色を「いいですね!」とそのまま採用しました。



——リビタのリノサポでリノベーションをしてみて、感じたことを教えてください。
 
ご主人:自分たちに合った暮らしができる家が欲しくて、新築の戸建て、分譲マンション、コーポラティブハウスなども検討しましたが、中古マンションのリノベーションは私たちにとってベストな選択でした。その中でも、リビタのサービスを選んだことで、すべての工程がスムーズに進んだと思います。

奥さま:私たちの好みのテイストを理解してくれる設計者さんをご紹介いただけたことが、とてもよかったと感じています。自分で探して、設計を依頼することは難しかったと思いますね。設計者の猪熊さんからは、プランや仕上げ、造作など、私たちの想像をはるかに超えるものを提案していただきました。猪熊さんからの提案や予算内におさめるための工夫を、話し合っていくうちに自分たちが求めているものが明確になっていったと感じています。予算面についても一つひとつ丁寧に説明があり、透明性があり納得感をもちながら決断ができました。自分たちだけでリノベーションをしていたら、次は何をすればいいかと迷ってばかりだったと想像します。リビタを通し私たちをよく理解してくれるとても良い設計者さんと施工会社さんに出会うことができ、たくさんの工程がありましたが、不安を感じることなく、安心して次へ次へと進めていくことができ、とても楽しい家づくりができました。


文:村田保子/撮影:古末拓也
取材・撮影:2017年2月

間取り・プランを見る

  • 専有面積: 78.05㎡
  • 間取り: 1LDK
  • 既存建物竣工年: 1995年
  • リノベーション竣工年: 2015年

北側にある玄関を入ると広めの土間。玄関ホールからはコンパクトな寝室とトイレにアクセスできる。玄関ホールとLDKの間には木製フレームの大きなガラスの引戸がある。リビング、ダイニング・キッチンは一室空間。そこからつながる洗面、バスルーム、クロークは扉で区切られているが、回遊性のある間取りとなっている。

PROJECT MEMBER

  • 株式会社リビタ 
    「リノサポ」コンサルタント ​大嶋亮


    宅地建物取引士/既存住宅アドバイザー

    兵庫県生まれ。商空間の設計施工会社で営業、現場管理、設計などを経験。その後、建築設計事務所へ転職し住宅・店舗設計を担当。2008年に株式会社リビタへ入社。
    リノベーションの得意な不動産コンサルタントとして、建築的な知識・目線、不動産知識・経験則を活かした売却戦略や賃貸など中長期的な目線で、一人ひとりに最適な暮らし方や住まい方を提案いたします。
  • 設計

    成瀬・猪熊建築設計事務所
    猪熊純・本多美里
  • 施工

    TRUST