お宅拝見

アトリエと住まい<1/3>

生後1歳8ヶ月の息子さんがいるOさんご夫妻。フラワーアーティストとして活躍する奥さまのアトリエを併設する新居としてリノベーションしたのは、奥さまの祖父から引き継いだ築47年の木造2階建て。花のアトリエと家族の生活空間が一体となった新しい住まいには、既存の家の古き良きディテールが効果的に活かされています。親子4代に渡り大切に継承していく、家への愛情に心が動かされる事例です。



祖父母が材料にこだわり、
腕のいい職人が丁寧につくった家


——以前この家には、奥さまのお祖母さまが住んでいたそうですね。ご夫婦の新居としてリノベーションすることにした経緯を教えてください。
 
奥さま:この家は47年前に祖父が建てたもので、父の実家ということになります。父が近くに家を建てて、祖母も新しい家に同居することになり、この家は1年半くらい空き家でした。両親とも話し合い、空き家にしておくのはもったいないし、有効に活用していきたいという思いが重なり、私たち夫婦がリノベーションして住み継いでいくことにしたんです。

——奥さまにとっても愛着のある家だったのですか?
 
奥さま:祖父が材料などにこだわり、腕のいい大工さんに頼んで丁寧につくった家で、祖父母も大切に住み続けていました。落ち着いた雰囲気があって、とても好きでした。今回のリノベーションで解体してスケルトンにしたときも、施工の方に、腐食やカビなどもなく、基礎や構造もしっかりしていると褒められました。

 

——Oさんご夫妻は、リビタ運営のシェアプレイス「THE SHARE」に住んでいたそうですね。リビタにリノベーションを依頼されたのは、そのときの空間がお好きだったからでしょうか?
 

奥さま:「THE SHARE」に出会ってリノベーションを知りました。デザイン監修をされた小野司さんとは、住んでいるときにもお話する機会がたくさんあり、仲良くしていただいていました。主人ともども小野さんのセンスがとても好きで、いつか家をつくるなら小野さんに設計してもらおうと決めていたんです。私たちの好きなテイストも分かってくれているし、お伝えした情報以上のことを理解し、想像以上のものを提案してくれました。

間取り・プランを見る

  • 専有面積: 144.64㎡
  • 間取り:
  • 既存建物竣工年: 1969年
  • リノベーション竣工年: 2015年

1階は玄関から続く土間を広めにつくり、吹き抜けにして奥さまのアトリエを併設。土間から小上がりになった階段ホールに面し、水まわりと半地下になったご主人のワークスペースを配置。階段ホールの先にはLDKがある。土間、階段ホール、LDKの間は引き戸で仕切れるが、オープンにすればワンルーム状となる。2階は2つに分けられる広めの子ども室、主寝室と一体となったウォークインクローゼット、アトリエの吹き抜けに面して配置された学習室などがある。

PROJECT MEMBER

  •  株式会社リビタ 
    「リノサポ」コンサルタント 鈴木芽久美


    宅地建物取引士/既存住宅アドバイザー/省エネ建築診断士

    2011年に株式会社リビタへ新卒で入社。同社が企画・運営を行うシェア型賃貸住宅「シェアプレイス」の管理運営を経験後、リノサポコンサルタントへ。
    現在は主に戸建てリノベーションを担当しておりますが、マンションのリノベーション経験も豊富です。また、DIYなど「自ら手を入れる暮らし」の提案も、手描きのスケッチやプランを使いながら、お客様へわかりやすい説明をいたします。