お宅拝見

広い土間と高台の暮らし<2/3>



フリースペースは、家族が立ち寄れる
図書館のような場所にしたい。

——お住まいの街について伺ってきましたが、ここからはお宅についていろいろとお聞かせ下さい。この家を最初に見学したときに、暮らし方をすぐにイメージすることができましたか? 
 
奥さま:一戸建てを新築で建てるとしたら、庭、土間、縁側が欲しいと思っていたんですが、「みたけ台の家」にはその条件が全部揃っていたので、暮らしているイメージはかなり具体的に浮かんできました。庭や土間はキッチンからつながっていて、料理をしながら外を眺められるといいなと思っていたので、この間取りは私にとって理想的なんです。とくに玄関からつながる広い土間は、自転車を置いたり、外で使うものや子どもの遊び道具を置いたりするのにいいなと感じました。ウッドデッキとつながっているから子どもが遊ぶ場所としても使いやすいですね。




——ウッドデッキはどのように使っていますか?
 
奥さま:天気のいい日に、土間に置いてある木のベンチを出して、子どもとお茶を飲んだり、おやつを食べたりしています。まだ、あまり使っていないのですが、暖かい季節になってきたら、積極的に使っていきたいです。
 
——流木のようなオブジェが飾ってあって、ウッドデッキの雰囲気に似合っていますね。
 

奥さま:ドライフラワーや流木など自然の物を集めるのが趣味なんです。あの流木もずいぶん前に収集したものですが、ずっと飾るところがなくて、前の家ではバルコニーの隅に追いやられていたんです。ようやく飾ることができました。




——家の中に飾ってあるドライフラワーなども、合板の壁で構成されたざっくりとした雰囲気に馴染んでいると思います。絵もたくさん飾られていますね。
 
奥さま:子どもと一緒につくったコラージュや絵などを飾っています。今しか描けない貴重な絵で、とても気に入っています。






——2階の空間の使い方についてはいかがですか?
 
ご主人:2階のフリースペースは、見学のときにはすでに「趣味的な空間として使おう!」と考えていましたね。他の壁が白く塗られている中で、ここだけ合板の木目を残した状態なので、必然的にここに本棚をつくろうというアイデアになりました。本を読むだけではなく、子どもと絵を描いたり、工作をしたりする多目的な場所にできればと思っています。




——2階には個室が2つあって、1つは寝室として使われています。もう1つは将来的に子ども室になるという予定ですよね。お子さまが個室を使うようになっても、勉強はフリースペースでやるようなイメージでしょうか?
 
ご主人:そうですね。フリースペースは個室をつなぐ通路でもあるので、家族が自然に集まる場所にできればと思っています。ちょっとパブリックな感じの図書館のようなイメージ。気分転換したいときとか、誰かと話したいときとか、何かあれば立ち寄れるような空間ですね。家の中にそういう場所があるのはいいなと思いますし、広さに余裕があるからこそ作れるスペースだと感じます。


間取り・プランを見る

  • 専有面積: 121.72㎡
  • 間取り: 2LDK+α(土間、フリースペース)
  • 既存建物竣工年: 1984年
  • リノベーション竣工年: 2015年

1階は玄関から続く広い土間とLDKを中心とした、間仕切りのないワンルーム空間。ウッドデッキを囲むようにL字に配置されている。土間とLDKは合わせて27帖ほどあり、広々とした開放的な雰囲気。2階は2つの個室があり、間にあるウォークインクローゼットへは、両方の個室からアクセスできる。日当たりと眺望のよい場所に、フリースペースが設けられている。

PROJECT MEMBER

  • HOWS Renovation 桜庭伸也

    宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー

    不動産仲介会社にて、法人向け・個人向けの仲介業務を従事したのち、2011年よりリノサポコンサルタントへ。
    不動産の王道を熟知しながらも、クリエイティブマインド溢れる稀な仲介マンとして「売主様」と「買主様」、「お客様」と「物件」など、常に両者を気持ちよくつなげる「仲介」を大事にしています。自身のリノベーション体験をもとに、お客様と等身大でお話ししながら、暮らしづくりの提案をいたします。