お宅拝見

豊かな緑とメゾネット<2/3>



フロアを上がるごとにオンからオフへ
気持ちが切り替わるメゾネット。


——フロアは区切られていますが、螺旋階段で各階がゆるやかにつながっているので、立体的にワンルーム状に連続しているような居心地も感じますね。

奥さま:そうですね。各階ともに完全な個室にしているわけではないので、開放的な雰囲気を感じますね。でもメゾネットは、上下階の移動で、気分が切り替わるというメリットもありますね。家から帰ってきて2階のLDKまで上がってくると、とてもホッとします。3階はもっとプライベートな居心地で、ワンフロア上がることに、気持ちがオンからオフへ切り替わっていく感じがします。

 

——1階の玄関のあたりやワークスペースは、どんな居心地ですか?

奥さま:オンとオフの中間くらいの感じです。私は仕事を家に持ち帰って、子どもが寝た後に作業をすることが多いのですが、そのときは落ち着いた気分で、集中できます。

ご主人:私は家に帰ってくる時間が夜遅くなることが多いのですが、フロアが分かれているから、子どもが寝ているところを起こさなくて済むのが良かった。帰ってきてからも2階のLDKで、一人でくつろいで過ごすことができます。

奥さま:実は当初、1階は寝室で、3階はワークスペースがいいと思っていたのですが、設計者の山田悦子さんが、1階をワークスペースにすることを提案してくれました。結果的に、3階を寝室にしたことで、落ち着いた居心地になりましたし、1階は仕事に集中できる空間となって、私たちの暮らしにフィットした家になりました。



ご主人:3階は将来的には、子ども室にすることも想定しています。クローゼットの部分も含めて、壁をつくりなおして個室をつくることも考えています。今は家族みんなで眠る寝室として、広く使いたいと思っています。

 

——1階にはレコードが収納されている棚とDJブースもありますね。

ご主人:既存の棚がぴったりだったので、位置だけ壁側に移動して、流用しました。現在は2500枚ほどのレコードが棚に収まっています。DJブースも自分で図面を描いて、造作してもらったのですが、今は子どもが小さいこともあり、あまり使っていません。今後は1階を趣味の部屋として、もっと活用していければと思っています。

間取り・プランを見る

  • 専有面積: 114.92㎡
  • 間取り: 2LDK+WIC
  • 既存建物竣工年: 2006年
  • リノベーション竣工年: 2012年

RC造の3階建てのテラスハウス。長い玄関アプローチから続く1階は、玄関ホールとトイレ、ガラスの間仕切りで区切られたワークスペース。ワークスペースは奥さまの仕事場として使っているほか、ご主人のレコードを収納する棚とDJブースもある。2階はLDKと水まわり。3階は寝室とウォークインクローゼットがある。最上階には屋上も。1階から3階までは螺旋階段でつながり、各階にバルコニーもある。

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