お宅拝見

ゆとりの空間といくつもの居場所<3/3>

サブウェイタイルや人工大理石など、
仕上げには、こだわりの素材をセレクト。


——コンセプトルームの標準仕様のテイストが気に入られたとのことでしたが、標準仕様以外を選ばれた部分や、仕上げやディテールなどでこだわったポイントがあれば教えてください。

ご主人:キッチンとカウンターの天板に、シーザーストーンという人工大理石をセレクトし、出窓の天板も同じ素材で揃えました。キッチンは手元を隠すために、壁を少し立ち上げたのですが、高すぎるとせっかくのオープンキッチンに圧迫感が出るし、低すぎるとシンクなどが見えてしまうため、高さにこだわりました。
 
奥さま:主人が夜遅く帰宅したときは、カウンターで食事を摂るようになりました。そうすると私も会話しながら準備や片づけができるので効率的です。昼間はカウンターで、子どもがおやつを食べたり、絵を描いたり、工作をしたりしています。その様子も見ながら家事ができるので楽しい。高すぎない壁がキッチンとカウンターのちょうどよい関係性を、自然に生み出しています。



——キッチンの壁の一部にはサブウェイタイルが張られていて、よいアクセントになっていますね。

奥さま:海外のインテリア雑誌で見かけて、どこかに使いたいとリクエストしました。

——キッチンの背面には、広めのパントリーもあります。こちらは奥さまのご希望ですか?

奥さま:しっかり収納できるように、広めにつくっていただきました。食器、キッチンツール、掃除道具、食材のストックなどを収納しています。普段は見せたくない家電などもしまって、キッチンに生活感を出さないようにしています。

——パントリーの中には、ラックが設けられていますが、これはどのように設置したのですか?

奥さま:壁にあらかじめ補強材を入れておいてもらい、レールだけ設置してもらいました。その後、IKEAでラックを購入し、自分たちで組み立て、使い勝手や収納量に合わせ、棚板を設けていきました。そのような細かい希望にも対応してもらえたこともよかったですね。
ご主人:設計者の方からもらった細やかな提案にも助けられました。たとえば子ども室には梁が通っているのですが、デッドスペースを利用した棚を設けるという工夫をしてくれたり、私たちでは思いもつかないアイデアをたくさんもらいました。一緒につくってくれるというスタンスで、どんなことでも相談することができましたね。

文:村田保子/撮影:古末拓也
取材・撮影:2015年5月

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  • 専有面積: 94.66㎡
  • 間取り: 2LDK+ワークスペース
  • 既存建物竣工年: 1992年
  • リノベーション竣工年: 2014年

広い玄関ホールから左手に進みドアを開けると、25畳近くあるLDKが広がる。斜めの壁と出窓がある変化に富んだ空間。5畳半の子ども室へはLDKから入 室する動線。玄関ホールの右手にはワークルーム、ウォークインクローゼットを備えた寝室、水まわりなどがある。ワークルームは4畳半とコンパクトだが、パソコンや勉強ができるデスク、奥さま専用の彫金のためのスペースもある。