お宅拝見

自転車とバルコニー<2/3>



家具のようなデザインで、
楽しく料理ができるキッチンに


——残りの空間はすべてLDK。こちらも広々しています。ひときわ目を引くのが、テーブルとIHコンロが一体となったオープンなキッチン。スチールの天板とフレームに木を組み合わせた印象的なデザインですね。

ご主人:妻からの希望で、楽しんで料理ができるキッチンにするため、家具っぽいデザインにしてほしいとリクエストしました。二人ともデザインに関わる仕事をしているので、形や見た目が良くないとモチベーションが上がらないのです。

——お料理はご夫婦ともにやられるのですか?

ご主人:私は全くやりません。妻も今までは仕事が忙しく、平日はあまりできなかったので、週末にまとめてつくることが多かったです。健康に配慮して、会社にはお弁当を持参していました。出産後は子どものためにも、しっかり食と向き合いたいという思いもあり、キッチンにはこだわりを持っていました。想像以上の完成度で、妻もとても満足していましたから、これからは料理を楽しんでもらえるのではと期待しています。



——窓側のワークスペースのデスクも、スチールと木を組み合わせた同じデザインですね。

ご主人:私が家で仕事をすることもあるので、作業がしやすい大きめのデスクをつくってもらいました。

 

——デザインといえば、LDKの窓側の壁と、洗面室の壁の一部にちょっと変わったタイルが使われていますね。

ご主人:「オールドメゾン」というメーカーのタイルです。妻がこのデザインを気に入って、「これをアクセントに使いたい」と希望したんです。

——LDKの床は質感の良い幅広のオーク、寝室の床はヴィンテージ加工のフローリング。棚板に足場板が使われていたり、壁の一部がグリーンだったり、随所にデザイン的なセンスが活かされた仕上がりになっていると思います。

間取り・プランを見る

  • 専有面積: 74.08㎡
  • 間取り: 1LDK
  • 既存建物竣工年: 1986年
  • リノベーション竣工年: 2014年

玄関を入ると奥行きのある土間があり、左にLDK、右に寝室がある。寝室はアクリルの引戸で仕切られ、クローゼットがパーティションのように、目隠し代わりになっている。水まわりは一ケ所にまとめ、残りをLDKとしている。広いバルコニーとLDKが一体となるように、窓側にはインナーバルコニーを設け、内と外を曖昧につないでいる。

PROJECT MEMBER

  • 株式会社リビタ
    「リノサポ」コンサルタント 森本寛之


    宅地建物取引士/二級建築士

    新築住宅を専門とする設計事務所、商業コンサルティング会社、デベロッパーを経験ののち、2008年に株式会社リビタへ入社。リノサポコンサルタントへ。
    「不動産」と「建築」。2つの職能・領域を横断しながら、お客様に最適な選択を提案いたします。都心で希少な100㎡を超える邸宅マンションを紹介するサービス「R100 TOKYO」も担当しております。
  • 設計

    atelier etsuko 山田悦子