お宅拝見

木のぬくもりと余白<1/3>

登山、アウトドアなどが趣味のご主人と、友人を家に招いて食事をするのが好きな奥さま。少子高齢化など、社会的な問題も視野に入れながら選んだという「リノベーション済み戸建て」を、自分たちらしくアレンジして暮らしを楽しみ、自家発電による家庭内のエネルギーマネージメントにも目下取り組み中だという。

 

構造用合板の壁=手を入れる「余白」
壁にはボルダリングを設置。


——山を登るように連なる6層のスキップフロア。小屋裏の構造が見えているから、天井が高く感じますね。とくにリビングは広々として、開放感があります。

ご主人:床にものを置くのがあまり好きではないんです。それに実はここで野球中継を見ながら素振りをするんですよ。天井が高くて良かった!

 

——家の中で野球の素振り!?戸建てならではの縦横の拡がりを証明していますね。玄関の壁はクライミングウォールになっていて、ボルダリングのホールドが取り付けてありましたが、ご主人はスポーツがお好きなのですか?

ご主人:登山、自転車、野球、アウトドアなど、身体を動かすのが好きですね。ここに住んでからは、高架下の壁を相手にボールの投げ込みも時々しています。多摩川の土手も近いので自転車に乗るにも良い環境なのです。

——ボルダリングはもとより、自転車やアウトドアの道具の収納の仕方など、生活スタイルにぴったり合った家となっていますが、この物件はリビタの「リノベーション済み戸建て」を購入されたものですから、完成した状態で入居されたということですよね?

ご主人:ハコとしては完成していたのですが、例えばインテリアである棚などは購入後に相談して付けることができると聞き、地下室に自転車やスノーボード、アウトドアの道具などを収納するための金具やパイプなどを設置してもらいました。玄関のボルダリングのホールドもそのときにリクエストしたんです。

 

奥さま:同時にダイニングの可動棚やキッチンのカウンター収納や吊戸棚、テレビラックの造作もお願いすることにしました。収納するものを事前に相談し、場所やサイズを決めてつくってもらったので、使いやすい収納に仕上がっています。もちろん自分で家具を購入して置いても良いのですが、部屋の大きさや物に合わせてつくるほうが空間に馴染むものができると思ったから。天井のファン、カーテンとカーテンレールも同じ考えかたでつけてもらいました。

——その中でもソファ、テーブル、チェアなどはご自身で選んだ家具を使われていて、インテリアもバランス良く楽しまれているように感じます。

奥さま:このテーブルは私が20年前に購入したもので、一人暮らしのときからずっと愛用しています。意外とすんなり空間に溶け込みました。

 

——壁のほとんどが構造用合板で、木目が透ける程度に白く塗られています。ラフさがありシンプルなので、いろいろなテイストをミックスしても受け止める器の広さがあるのかもしれないですね。
 

間取り・プランを見る

  • 専有面積: 133.97(駐車場・地下室含む)㎡
  • 間取り: 2LDK+ロフト+地下室
  • 既存建物竣工年: 1986年
  • リノベーション竣工年: 2013年

ガレージからつながる地下室、玄関、寝室・バスルーム、ダイニング・キッチン、リビング、ロフトの6層が、立体的に連なるスキップフロア。寝室とバスルームはガラス張りで、広々としたウッドデッキにつながる。天井は小屋裏が剥き出しになっており、ほとんどの壁が構造用合板で仕上げられている。

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