お宅拝見

無駄を削ぎ落した空間に、古い桐たんすや和の設えをアレンジ<3/3>



好きな空間に暮らすことで日々の生活が豊かになる

 
―周囲のご友人などが、新居に遊びに来たときの反応はいかがですか?

Yさん:居心地がいいと言ってくれる人が多いです。でも独身でマンションを買ったことに対して驚かれたり、すごいね!と言われることもあります。周囲の独身の友人は実家が近くにある人が多く、家を買おうという発想にはならないみたい。結婚して数年後に家を買った人は多いです。
 
―「住宅購入=定住」という価値観が、一般的にはまだまだ根強いのかもしれないですね。Yさんは定住という感覚はありましたか?

Yさん:定住することを考えていたわけではなく、ずっと賃貸住宅で暮らすことが、予算的にもったいないと思っていました。生活の変化などで引っ越す必要が出てきたときは、売却することも考えています。立地、環境、管理体制などが良い物件なので、その辺りはあまり心配していません。好きな空間に暮らすことで、日々の生活が豊かになるというメリットと、住宅ローンのリスクを天秤にかければ、メリットのほうが大きいと思います。若いときは貯蓄もあまりできませんし、年を重ねてから住宅ローンを組むことは難しいでしょうから、私にとっては買うなら今がベストのタイミングだったと思っています。


 
文:村田保子/撮影:鈴木拓也
■利用サービス:STYLE ReNOVATION

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  • 専有面積: 51.57㎡
  • 間取り: 1LDK
  • 既存建物竣工年: 1985年
  • リノベーション竣工年: 2012年

玄関側に水まわりと個室、バルコニー側に対面式キッチンのリビングダイニング、和室があった2LDKの間取りをベースとして踏襲。水まわりやキッチンの位置は変更せず、リビングダイニングと和室を一つにつなげ、開放感のある広々とした空間とし、一角にベッドを置いて寝室スペースに。玄関側の個室はシンプルな和室に変更。キッチンと和室の間の壁には、採光と通風のための窓を設けた。

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