お宅拝見

ガラスの建具で個室を仕切り、採光と抜けを保つ<3/3>



大きな公園があり、路地が残る下町エリアで、家族の休日を楽しむ


―中央区という都心にある物件をお選びになったのはなぜですか?

奥さま:私の実家が近くにあり、以前も東日本橋に住んでいたのでこのエリアに馴染みがあったことが大きいです。中央区というとオフィスやデパートなどが建ち並ぶイメージがありますが、人形町のあたりはファミリーが多く、大きな公園もあり、子育てには良い環境なんです。路地に古くからの商店が並び、下町の風情が色濃く残るところも気に入っています。

ご主人:休日は娘を連れて家族で周辺を散歩します。路地の小さな商店で団子やコロッケを買って公園で食べたり、のんびりとした時間を楽しんでいますね。

奥さま:窓からの抜けが良く、公園から続く銀杏並木が見えるので家にいるときも、ゆったりと落ち着いた気分で過ごしています。

ご主人:眺望の抜けと陽当たりの良さは、物件選びの決め手にもなりましたね。
 
―中央区でこのような抜けのある物件は、多くはないかもしれませんね。

ご主人:エリアを限定して探していたので、物件選びは大変でした。やはり大通り沿いや密集したところに建つ物件が多かったので、南向きでこのような抜けがある物件は貴重だと思います。

奥さま:たくさんの物件を見学しましたが、リビタのコンサルタントの大嶋さんが同行してくれたので安心でした。

ご主人:見学のたびに見方のポイントなどをいろいろ説明してくれたことで、だんだんとコツが分かってきて決断の手助けにもなりました。

奥さま:設計の打ち合せの段階でもACE HOTELの話をしたら、大嶋さんが行かれたことがあり、すぐに理解してくれて話がスムーズに進みました。テイストを共有してくれたことは心強かったですね。

ご主人:面積がコンパクトなので、最初はそんなに大胆なリノベーションはできないかなと思っていたのですが、ガラスの建具という面白いアイデアが実現し、全体的なテイストの統一感も出せて、想像以上の空間をつくることができました。



 
文:村田保子/撮影:鈴木拓也
 

間取り・プランを見る

  • 専有面積: 51.51㎡
  • 間取り: 2LDK
  • 既存建物竣工年: 1999年
  • リノベーション竣工年: 2012年

既存の間取りは玄関側にトイレと水まわりが収まり、キッチンが独立した2LDK。水まわりの位置は変更せず、一部の壁下地などを活かしながら、キッチンをオープンにしてリビングダイニングを最大限に広げ、2つの個室をチェッカーガラスの木製建具で仕切っている。バルコニー側にある寝室は壁をつくり、室内窓とガラスがはめ込まれたドアで仕切りプライバシーを確保。もうひとつの個室は引き戸で間仕切り、個室を使わないときはオープンにしてリビングの延長として使える。

PROJECT MEMBER

  • 株式会社リビタ
    「リノサポ」コンサルタント 大嶋亮


    宅地建物取引士/既存住宅アドバイザー

    兵庫県生まれ。商空間の設計施工会社で営業、現場管理、設計などを経験。その後、建築設計事務所へ転職し住宅・店舗設計を担当。2008年に株式会社リビタへ入社。
    リノベーションの得意な不動産コンサルタントとして、建築的な知識・目線、不動産知識・経験則を活かした売却戦略や賃貸など中長期的な目線で、一人ひとりに最適な暮らし方や住まい方を提案いたします。
  • 設計

    ATELIER 71
    倉田 充