お宅拝見

素材、色味、直天井。要素の共演から生まれる居心地<2/3>

設計者のアドバイスで、色彩豊かで飽きのこない空間が実現。


浴室や洗面室を囲むボックス状の壁はブルー、寝室の壁はラベンダー色に塗られていてポイントになっています。リビングの壁はブラウンで落ち着いた雰囲気ですが、テクスチャーが残っていて独特の風合いですね。

ご主人: ブルーとラベンダー色は、どこかにこんな色を使いたいと希望を出していて「玄関やリビングから見える寝室の2面と、水まわりのボックスはどうですか?」と山田さんからご提案いただきました。リビングの壁は、最初からポーターズペイントを使って、自分たちで塗装することを希望していて、ワークショップにも参加したんです。リビタのコンサルティング担当の大嶋さんにも手伝ってもらって、2日間で塗り上げました。


細部に至るまで一つ一つ丁寧に選ばれた要素、素材

ハケ跡も味わいになっていて、とても良い仕上がりですね。光の反射で表情が変わるのも素敵です。

ご主人: ありがとうございます。実は最初は明るめのブルーで塗ろうと思っていたのですが、山田さんのアドバイスでこの色になったんです。出来上がってみると、おっしゃっていた意味が良く分かり、さすがだなと。私たちの希望を上手くまとめていただきました。長く暮らしても、飽きのこない空間に仕上がったと思います。

リビタ 大嶋: Iさんの世界観がしっかり山田さんに伝わっていたので、山田さんもイメージをまとめやすかったのだと思います。これだけたくさん素材を使っていても、お互いを活かし合っていてバランス良く仕上がっています。

色を大胆に使いながらも落ち着いた空間。

具体的な素材のセレクトはどのように決めていったのですか?



ご主人: 設計者の山田さんにファイルを見せてこちらの希望を伝え、山田さんがその希望をふまえてサンプルを準備してくれて、そこから選んでいきました。サンプルを見て「これを使うとどんな家になるのか?」と想像するのが楽しくて、素材選びはとても面白い作業でした。

奥さま: 出来上がってからは、もう素材が選べないことを残念がっていましたから(笑)。

それにプラスして設計者側からの視点で、的確なアドバイスがあったということですね。

奥さま: 床は足場板だと裸足で歩くには不向きとか、キッチンの通路側の面材は濡れた手でさわるので木ではないほうがいいとか、女性ならではの細やかな提案をいただいて、快適性も損なわない選択ができたことがとても良かったです。
 

間取り・プランを見る

  • 専有面積: 66.6㎡
  • 間取り: LDK+ゆるく仕切られた2R
  • 既存建物竣工年: 1985年
  • リノベーション竣工年: 2011年

広いリビングダイニングと対面式のオープンなキッチンを中心に、玄関側にコンパクトな寝室、そこからリビングへとつながるウォークインクローゼットを備え ている。玄関からキッチンへと続く通路に水まわりが配置され、洗面室からはクローゼット側へも抜けられる。寝室から洗面室や浴室へ、洗面室からリビングへ とつながるプランは、パブリックとプライベートを切り分けながら、どちらの側面でも回遊性を発揮する。また、洗面室の鏡はリビングとつながる室内窓になっ ており、景観を見渡す楽しさと開放感も。リビングの一角にある小上がりの和室は、公園の森を見渡すくつろぎの場所となっている。

PROJECT MEMBER

  • 株式会社リビタ
    「リノサポ」コンサルタント 大嶋亮


    宅地建物取引士/既存住宅アドバイザー

    兵庫県生まれ。商空間の設計施工会社で営業、現場管理、設計などを経験。その後、建築設計事務所へ転職し住宅・店舗設計を担当。2008年に株式会社リビタへ入社。
    リノベーションの得意な不動産コンサルタントとして、建築的な知識・目線、不動産知識・経験則を活かした売却戦略や賃貸など中長期的な目線で、一人ひとりに最適な暮らし方や住まい方を提案いたします。
  • 設計

    atelier etsuko 山田悦子