お宅拝見

リビングは徹底的に。それ以外は柔軟に<2/3>

―プランのコンセプト、こだわりのポイントは?

もとの物件は3LDKで、玄関や廊下の天井が板張りになっていたり、つくりつけの収納もデザインが良く、素材も上質なものが使われていたので、良いところは活かしながら部分的にリノベーションしていくことにしました。

◎美術館のようなリビング

美術館のようにシンプルな空間に、インテリアでアクセントをつけるイメージで、もとのリビング、隣の和室、ダイニングをひとつの空間にして、18畳ほどもあるL字型の大きなリビングダイニングにしました。リビングには床暖房と無垢のフローリング、躯体をむきだしにした天井と壁を塗装にするというこだわりがあり、そこだけは譲れなかったので最優先に取り組みました。床暖房に対応していて、遮音等級を満たす素材をいろいろ検討して、栗の無垢をセレクト。塗装は散々迷った結果、リノベーションらしい躯体の素材感を活かすため、透明感のある白を選びました。


美術館のようなリビング


北欧テイストが好きな奥様が選んだカーテンはmarimekko


天井は躯体に直接白塗装を。リノベーションならではの素材感が残る

◎良いところは徹底的に活かす

玄関と廊下は、気に入っていた板張りの天井をそのまま残し、壁はクロスにして予算を調整しました。キッチンも新しかったので、収納の表面の仕上げだけを変更してそのまま使っています。廊下をはさんだ反対側に個室が2つあるのも、理想的な間取りだったので、そのまま活かすことに。ひとつは寝室として、もうひとつは、今のところ予備室として使っています。

 
左:雰囲気の良い板張りの天井は既存そのままで 右:キッチンも表面の張替え程度で既存を活用

 
各部屋もカーテンでアクセントを

◎古いところは迷わず新しく

お風呂はとても古かったので、迷わず取り換えることに。INAXのユニットバスをセレクトしましたが、最近ではユニットでも、壁の色やテクスチャーがいろいろと選択できるから、好みの雰囲気に仕上げることができました。一方でトイレは既存利用です。設備に関しては、古くて使えないものと活かせるものがはっきりしていたので、案外迷わずに既存か新規かを決められました。

 
左写真:鮮やかなブルーがアクセントのユニットバス。
右上写真:小さいけれど、実は一番目に付くスイッチプレートは全て新しいものに。
右下写真:トイレは便座だけ取り換えて、その他は既存を活用。
 

間取り・プランを見る

  • 専有面積: 77㎡
  • 間取り: 2LDK
  • 既存建物竣工年: 1984年
  • リノベーション竣工年: 2009年

PROJECT MEMBER