まちのくらし

三宿・駒場のくらし-多様な生活スタイルの人々が暮らす、寛容な街

渋谷や下北沢まで自転車で行ける距離にありながら、落ち着いた住宅街が広がる三宿・駒場エリア。赤堤から代田・池尻までの約4.3キロにわたって、四季折々の花が咲く緑の遊歩道が住宅街を縦断するように張り巡らされており、都心の住宅街のなかでも、自然を感じながら暮らせるエリアとして人気です。

今回は、三宿エリアで2回の引っ越しをしながら暮らしているTさんにお話を聞きました。もともと、ご主人の実家があったのをきっかけに三宿に暮らしはじめたTさん。住みはじめてからこのエリアの魅力に気がつき、今では、これからもずっと住み続けたいと思うほどこのエリアに愛着を感じているそうです。
直近の住まいは、リノベーションマンションというTさんご家族は、都心暮らしならではの利便性を享受しながらも、人混みや満員電車のストレスを上手にかわして、マイペースに暮らしを楽しんでいました。

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[ Tさんご家族プロフィール ]

・家族構成:夫婦、子ども1人(1歳)
・職業: ご主人 会社員、奥さま 会社員
・趣味: ご主人 ドライブ、奥さま  自転車で街めぐり

(住まい概要)
・専有面積:45㎡
・間取り:1R
・リノベーション竣工年:2012年
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“駅に属さない街”という自由さが好き

Tさん:このエリアは、駅でいうと東急田園都市線の池尻大橋駅や三軒茶屋駅が最寄りですが、電車よりもバスが便利です。淡島通りを走るバスは約5分間隔で出ているので、バスにありがちな“時刻通りにこない”ということもないし、満員電車で出勤するストレスもありません。地下の真っ暗な窓を見るより、バスで街の風景を眺めながら出勤したほうが気持ちいいのです。

家の場所は、“○○駅から○分”と言うことが多いけれど、このエリアは駅に属していません。“三宿・駒場エリア”というくくりのなかで、気分によって使う駅や交通手段を決められる自由さが好きです。渋谷・代々木公園・下北沢・代官山など、東京のなかでも買い物スポットが多い街に自転車で行ける利便性の良さも気に入っています。


毎朝、人気店の焼きたてパンを食べられる幸せ『TOLO PAN TOKYO』


東山貝塚公園の近くにある『TOLO PAN TOKYO』。真っ白の外観が特徴の小さなパン屋さん(写真提供 TOLO PAN TOKYO)


Tさん:朝7時からオープンしている近所のパン屋さんです。パンは、その日に買ったものが一番美味しいと思っているので、毎日パンを買いたくて、近所にあるTOLO PAN TOKYO(トロパン・トウキョウ)に通っています。ここのパンはどれもとても美味しいのですが、私たち家族のお気に入りは『ヒガシヤマ』という少し甘いもちもちのパンです。
私は、子どもをお迎えに行く前にTOLO PAN TOKYOでパンを一つ買って緑道で食べて、「よし! 行こう!」と気合を入れてから迎えに行くこともあります(笑)。


香ばしいパンの香りが立ち込める小さな店内。どれも美味しくて、全種類制覇したくなる(写真協力:TOLO PAN TOKYO)


スイーツ系から惣菜パンまで揃う店内。遠くから買いに来る人も多い人気店(写真協力:TOLO PAN TOKYO)

●施設情報
TOLO PAN TOKYO(トロパン・トウキョウ)
住所:東京都目黒区東山3-14-3 中里ビル 1F
営業時間:7:00-19:00
休み:火曜日、第1・3水曜日
http://tolotokyo.com/


家から自転車10分で行ける、“旅行”


写真協力:日本民藝館


Tさん:駒場の住宅街にある『日本民藝館』が好きで、定期的に通っています。私は民藝品の知識を豊富に持っているわけではありませんが、展示されているものは手仕事の美しさを生活に取り入れたくなるような、日用品でありながら静謐な雰囲気をまとったものたちばかりで、常設されているものも、企画展で見られるものも、その質感や色を見て感性を刺激されています。
民藝館の空間そのものもとても気持ちよくて、入ってすぐの吹き抜けで深呼吸をして、展示を見ながら窓から見える駒場公園の緑を眺めると、旅行をしているような気分になれます。”ザ・美術館”という肩肘はった雰囲気がなくて、気軽に立ち寄れるスポットなので、仕事がひと段落して気持ちをリセットしたいときに訪れています。

●施設情報
日本民藝館
住所:東京都目黒区駒場4-3-33
営業時間:10:00-17:00(最終入館16:30)
休み:月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館・年末年始、陳列替え等に伴う臨時休館有り)
http://www.mingeikan.or.jp/


近所で、センスを整える


下北沢と三軒茶屋のちょうど中間にある、住宅と店舗の内装設計施工会社『無相創』(写真協力:無相創)


店内では、時を経たものならではのきれいな佇まいをした家具や小物が販売されている (写真協力:無相創)


Tさん:代沢の『無相創(ぶあいそう)』が好きです。ここは、オーダーメイド家具制作や古い家具等の再生、空間リノベーションも行っているお店で、私たちの家のインテリアは、無相創のものを多く取り入れています。
このエリアにはインテリアショップがいくつかあるので、いろんなお店のもので揃えてもいいかもしれません。ただ、無相創に置かれているものたちは、古い家具や雑貨を修繕してもう一度つかえるようにしているものが多くて、それは、私たちの暮らし方にぴったり合っていると感じています。

”ものを買う理由”というのをよく考えるのですが、”家の近くで買える”というのは、つくり手の存在を感じられる距離感でものを選べるということです。これは私たち家族にとって、ものを買う大きな理由になっています。近いので定期的に足を運べて、新しいものをチェックしたり、買い足しをしたりしやすいのも、無相創が好きな理由です。

●施設情報
無相創
住所:東京都世田谷区代沢4-25-8
営業時間:10:00-19:00
休み:火曜日
※現在、什器及び内装造り付家具を中心としています。訪れる際はメールにてアポイントをお勧めします
http://www.buaisou.com/


子どもが生まれてから、改めて住環境の良さに気がついた


週末になると紙芝居をしてくれるおじさんが現れる「世田谷公園」。ミニSLも走っていて子供たちの注目の的なんだとか


Tさん:このエリアは、世田谷公園や駒場公園・東山公園など、大きな公園が揃っています。実は、子どもが生まれるまでは公園の魅力に気が付けていなかったのですが(笑)、出産をしてからは、子どもがめいっぱいに遊び回れる大きな公園があるのは本当に良い住環境だとわかりました。特に私たち家族が好きなのは世田谷公園で、広い芝生があって子どもと一緒にゆっくり遊べるし、ミニSLが走っていて子どもが楽しそうです。
毎日、世田谷公園まで行けなくても、家の近くに緑道が通っているので、子どもと一緒に歩いて帰宅するときは緑道を選んでいます。緑道沿いに遊具があって、いつもそこで足止めされるので、家に着くまでに時間がかかってしまうのですが(笑)。

●施設情報
世田谷公園
住所:世田谷区池尻1丁目5番27号
アクセス:世田谷線・田園都市線三軒茶屋駅徒歩18分、田園都市線池尻大橋駅徒歩18分


渋谷や代官山に近いというエリアの特性から、クリエイターやタレントたちが多く暮らしている三宿・駒場エリア。彼らに呼応するようにおしゃれで美味しいお店が集結しており、東京随一のグルメエリアとしてもよく知られています。ただ、一人暮らしやDINKSだけでなく、子どものいるファミリーも多く暮らしているのがこのエリアの特徴。多様な生活スタイルを持つ人たちが暮らすことで、このエリア独特の寛容な雰囲気が漂っています。
夫婦二人暮らしから1歳の男の子の母になったTさんですが、以前と変わることなく、伸び伸びと生活しているところに、三宿・駒場エリアの懐の深さが垣間見えてきます。
 
interview_ 石川歩

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コンサルタントから耳より<三宿・駒場エリア>情報

三宿・駒場は都心へのアクセスと緑豊かな住環境を兼ね備えたエリアです。国道246号線と淡島通りに挟まれたエリア内には、通り沿いや商店街の中に自分だけのおススメのお店を見つけることができます。

城南、城西エリアと呼ばれるこの一帯のマーケットは、新築マンションの坪単価(お部屋1坪当たりの金額)が約350~450万円、中古マンションでは約250~350万円となっています。70㎡の新築マンションを購入しようとすると物件価格で約7400~9500万円です。一方中古マンションで、同じ70㎡のマンションを購入しようとした場合には約5300~7400万円と、数百万円のリノベーション工事を加えても、新築マンションよりコストメリットのある形で物件を購入することができます。その差額を趣味のアウトドアやお部屋の中のインテリアなどに使うことも。そんな三宿・駒場エリアでは、一棟まるごとリノベーションマンション「リノア目黒大橋」が販売中です。

「静かな環境で過ごしたい、だけど都心への近さもあきらめたくない。」そんな想いを実現する三宿・駒場エリアで暮らしてみませんか。

「リノア目黒大橋」公式HPはこちら
https://mo15.jp/