くらし談義

くらし談義-トークイベント-レポート<1/1>
松本理寿輝さん・内沼晋太郎さん 『まちの保育園・こども園』代表 / numabooks代表

WEBコンテンツ「くらし談義」初の試みとして“リアルな場”で開催しました。「本とくらす」「こどもとくらす」をテーマにお二人からお話を伺いました。

PROFILE

■松本理寿輝さん(『まちの保育園・こども園』代表)【写真右】
子どもを中心に保育士・保護者・地域がつながり合う「まちぐるみの保育」を通して、人間性の土台を築く乳幼児期によい出会いと豊かな経験を提供し、保育園・こども園が既存の枠組みを超えた「地域福祉のインフラ」となることを目指している。
くらし談義 vol.11 -子どもと大人が共につくる豊かなまちのかたち- 松本理寿輝さん

■内沼晋太郎さん(numabooks代表)【写真左】
「本」にまつわることを中心に、多岐に渡るプロジェクトの企画・ディレクションを手掛ける。「BUKATSUDO」ではクリエイティブ・ディレクター、コンテンツ・ディレクターとして参画。
くらし談義 vol.2 -“場”がつなぐ本・コト・ヒトとの出会い。- 内沼晋太郎さん

豊かに働き、豊かに生きるあの人は、何を考え、どのようにくらすのか。
 
さまざまな業界で活躍するトップランナーの、くらしについてのお話を伺いながら、豊かに暮らすヒントにしていきたい、とWEB上でお届けしているくらし談義、今回、初の試みとして「リアルな場」で開催しました。読者の皆様から、読み物として楽しむだけでなく、いつか登壇者の方にお会いして直接お話を聞いてみたい、といったお声もあり、編集部一同も同感だったため、今回実施に至りました。文章では伝わりきらない、登壇者のまとう空気感やリアルな語り口調、WEB記事ならボリューム的にカットされてしまうようなトーク部分まで、まるまる堪能できる、とても貴重な時間となりました。
 
会場になったのは、横浜みなとみらいの造船ドック跡地にある、リビタが運営する街のシェアスペース「BUKATSUDO」。当日はBUKATSUDO で開催されたイベント「文化祭」の中で、「くらし談義 ‐トークイベント‐ 」 を行いました。ゲストは今までに、くらし談義に登場していただいた松本理寿輝さん内沼晋太郎さんのお二人です。ファシリテーションを「のくらし」を運営する株式会社リビタ大嶋亮が務めました。



 
実はこの3人、意外な共通点が多く、みんな1980年生まれの同級生。同じくらいの年齢の子を持つパパでもあります。そして、内沼さんと松本さんのお二人は、実は学生時代からのご友人で仲の良い間柄だったそうです。さらに内沼さんはクリエイティブディレクターとしてBUKATSUDOに参画してくださっていたり、大嶋は松本さんが代表を務める「まちの保育園」に子どもが通っていたり、という、ぐるぐるとつながりの深い3人です。

その共通項の多さからか、子育て、家族、仕事、本、まち、くらし、気を抜くと話題もあちこちへとんでしまいそうなほど終始盛りあがってトークを繰り広げていただきましたが、メインテーマは 
 
「本とくらす」 「こどもとくらす」 
 
■本とくらす 
本と人との出会いの場をつくる仕事をしている内沼さんには、
・こどもが本をよく読むようになってもらうには、親が本を読んでいる姿を見せることが、こどもも自然と本に興味を持つようになるというお話。
・本に囲まれてくらしている本好きの人たちも、本棚の本の全てを読みきっているのではなく、「これから読みたい本」も並んでいて、そういう環境に身を置くことが大切だいうこと。

など、とても興味深いお話をしていただきました。
 
■こどもとくらす  
レッジョエミリア教育からインスピレーションを受け「まちの保育園」を運営されている松本さんには、
・0~6歳(とくに0~4歳)の子供は、親が信じていたり愛していたりするものにとても敏感で、自分のものにしていくので、親の感性を大事にして、親の良いと思うものをこどもに教えていくのが大切だということ。
・今、教育の現場では「教える」から「学ぶ」にコンセプトが移っていて、いかに「自ら学ぶ環境を作るか」というのがキーになっているというお話。
・学びを考えるときに大切にしたい「自分ごとになっているか」「誰かと一緒に学ぶか」という二つの視点。

などをお話いただき、実際に「まちの保育園」の保護者でもある大嶋の生の声も溢れるトークセッションでした。
 
会場の皆様も、大きく頷いたり、考えこんだり、ときには笑いが起こったりと、リアル子育て世代の生の声も溢れる、有意義な時間となりました。トークセッション後にはお二人それぞれに、個別に質問や感想など、談笑されている方々もいて、終始楽しんで頂けた様子でした。
 

 
リアルな場での「くらし談義」をトークイベントとすることに意義を感じた編集部では、今後このような場を企画してまいります。
 
第二弾は、9/30(日)に開催。リビタが手掛けた、暮らしを自由にするオフィス「12 SHINJUKU(ジュウニシンジュク)」で行われる“リノベーションのくらし展”にて、ねぶくろシネマの発案者でもあり、YADOKARI小屋部部長など多方面にご活躍されている唐品知浩さんをお招きし、「まちのくらし」「リノベーションのくらし」などをテーマにお話いただきました。

不定期に開催される今後の「くらし談義 ‐トークイベント‐ 」情報は、運営者であるリビタのReBITA members会員の方向けに優先的にご案内していきます。イベント情報をご希望される方は「こちら」からご登録ください。日常をより豊かに暮らすことを、考えてみるきっかけとなることを願っております。